「投資信託」VS「ETF」あなたに合う商品はどっち？(2ページ目)

少額で投資を始めたい派

「投資を始めたいけど不安で」という場合には、少額から投資を始めるとよいでしょう。投資金額が少なければ損失額も少なくなり、損をするリスクを抑えることができるからです。

投資信託の魅力の一つに、1万円から手軽に投資ができる点が挙げられます。1万円での投資なら、損失額も限定されますよね。一方ETFは、10万円程度からの投資になります。少額で投資したいなら、投資信託の方が向いているでしょう。

コストを節約したい派

投資では、売買する時や商品を保有する時に等に手数料が発生します。投資信託の手数料としては、購入する際に「販売手数料」、投資信託の保有管理に「信託報酬」、解約の際には「信託財産留保額」がかかります。これらは意外と馬鹿にならない金額になりますので、忘れずに確認しましょう。

一方ETFは、売買の仕組みが株と同じですから、買う時と売る時に売買手数料がかかります。現在、株を売買する時にかかる売買手数料は値下げ合戦が繰り広げられていて、数百円程度にまで下がっています。コストの節約を考えるなら、ETFの方が向いているでしょう。