各自治体に子育て支援として乳幼児や子どもの医療費を助成してくれる制度があり、今まで数多く取り上げてきました。東京都については、平成21年10月に制度改正されたこともあり、2007年、2008年に続いて調査してみました。
医療費助成は、子育て世代にとって大きな関心事であり、家計にも大きく影響してきます。子どもを私的な医療保険に加入させようか悩む親も多いでしょうが、まずは公的制度の内容を理解し、活用していきましょう。
※調査は各区市町のホームページで確認しました。
INDEX
東京都の医療費助成…1P
23区のマル乳(乳幼児医療費助成制度)…2P
23区のマル子(義務教育就学児医療費助成制度)…2P
多摩地区等のマル乳(乳幼児医療費助成制度)…3P
多摩地区等のマル子(義務教育就学児医療費助成制度)…3P
東京都の医療費助成制度の内容
東京都の子ども医療費助成はかなり充実
- 乳幼児医療費助成(マル乳)
入院や通院での健康保険の自己負担分を助成(入院時食事療養標準負担額を除く) - 義務教育就学児医療費助成(マル子)
入院……健康保険の自己負担額を助成(入院時食事療養標準負担額は除く)
通院……健康保険の自己負担額から一部負担金(通院1回につき200円(上限額))を控除した額を助成
2007年の調査から僅か3年ですが、子どもの医療費助成内容は大きく変わりました。現在の内容とともに過去(2007年の子ども医療費助成内容、2008年の子ども医療費助成内容)との違いも確認してみて下さい。
では制度内容にどれだけ変化があったか、東京23区のマル乳(乳幼児医療費助成制度)から見ていきましょう!