フッタ部分の広告はローリスクローリターン
「フッタ部分」とは、メールマガジンの最下部のエリアを言います。主に署名やサイトやブログのURL、連絡先、メールマガジンの購読解除方法等が書き込まれている部分で、メールマガジンを最後まで読まないと目に入らない非常に目立たない部分です。■メリット
- 広告を貼っても目立たないため、読者に与える「広告」としての印象も薄くなり、ほとんど購読解除につながりません(もちろん、大量に貼ったりしたら購読解除につながります)。
- 最下部に入るので、メールマガジンの本文のレイアウトをほとんど崩すことなく貼ることができます。
■デメリット
- 目立たないため、当然クリック率も低くなります。しかし広告は広告なので、読者からは「広告を貼るメールマガジン」として見られます。一般的に広告を全く貼らないメールマガジンのほうが好まれる傾向がありますので、どちらを取るか選ぶ必要があります。
- 最も目立たない貼り方のため、広告としての効果も低く、ほとんど成果に繋がらない場所ともいえるでしょう。「一応貼っておこうかな」程度の広告が良く似合う場所ともいえます。効果は薄いが一応広告、それがフッタ広告の特徴。「成果あるかも?」を取るか「広告のないフッタ」を取るかの選択となるでしょう。
このフッタ広告にも、ヘッダー広告と同様2種類の貼り方がありますね。著名表示の上か下かです。上の場合は一応メールマガジン内に広告を貼っているイメージになり、下に貼る場合はメールマガジン本文が終わった後に広告がつくイメージになります。
メールマガジンの文中に貼る広告はミドルリスクミドルリターン
本文の中に広告を入れるパターンです。この文中広告には2種類の方法があります。1つは、コンテンツとコンテンツの間に広告を差し込む方法、もう1つは、広告自体がコンテンツとなる方法です。まずはコンテンツとコンテンツの間に広告を差し込む方法のメリットデメリットを見てみましょう。■メリット
- コンテンツとコンテンツの間に入るので、メールマガジンを読んでいる人の目に留まりやすくなります。
- コンテンツとコンテンツの間という位置から、「次の記事かな?」という勘違いで、読んでくれる可能性が高くなります。
■デメリット
- メールマガジン本文だけをすらすら読みたい人にとっては非常にジャマな広告で、購読解除率もフッタ広告に比べて大分高くなります。
- コンテンツとコンテンツの間に入るため、メールマガジン自体がごちゃっとしてわかりにくくなる可能性があります。効果はフッタより大分高くなりますが、メールマガジン本文に混ざっていくため、目障りと思う人も増える広告でしょう。
縦に読んでいくメールマガジンでは、どこに広告をはるかで大きな違いが現れます。 |
いかがだったでしょうか。テキスト形式のメールマガジンに広告を貼る場合、場所によって様々な特徴があります。次回は「メールマガジンの文中に貼る広告」に出てきた「広告自体がコンテンツとなる方法」のご紹介をしていきます。また、それぞれの場所の使い分け等についても詳しくご紹介して参りますので、ぜひお楽しみに!