結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

結婚式の常識・非常識を探る(7)和装編(3ページ目)

結婚式の変遷を振り返りながら、何が常識で、何が非常識なのかを探っていくシリーズ、今回は和の婚礼衣裳についてです。常識という基準を知ってスムーズな準備をしましょう!

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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婚礼衣裳に関する常識・非常識 その1

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洋髪でライトな感覚で着るのが現在の和装人気のポイント
神前式が多数派だった時代には、挙式は和装だったので、その後ドレスにチェンジする順番が一般的でした。白無垢でゲストをお迎え(迎賓)し、その後すぐに色打掛に羽織り直して披露宴入場、そして、中座してカラードレス、ウェディングドレスという順番が多数を占めていました。

その後、キリスト教式が多数派になって、ウェディングドレスで入場し、和装を着る場合はその後でドレスからチェンジ、という順番が増えました。さらに、和装のメイクもナチュラルなものが主流になり、かつらをかぶらない洋髪が人気となったことで、ベースからメイクをやり直す必要がなくなりました。過去に比べて、和洋のチェンジの時間が短縮されたからこそ、この順番が叶うという側面もあります。

最近は「和装の人気が復活」などといわれますが、正確には復活ではなく、レトロ嗜好であったり、洋風に着こなす和装であったり、いわば新しい観点で認知された結果だとガイドは考えます。和装が現代風に着こなせるという点に注目が集まっているのです。


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