国王の結婚がフランス料理を生んだ!?


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結婚によって生まれた異文化の交流が新しい文化をもたらす
フランス国王アンリ2世とカトリーヌ・ド・メディシスの結婚は16世紀のこと。このカトリーヌ王妃が、故郷イタリアから連れてきたお抱えコックの料理が基となって、フランス料理が発達したといわれています。

これ以外にも、他国の文化が、女性が嫁ぐことでもたらされ、嫁ぎ先の国に定着した例は多いのです。特に地続きのヨーロッパではそれが顕著。結婚は一種の異文化交流だということができそうです。

「異文化」に戸惑うのは当然

異なる家庭で育ったふたりが1つの家庭を築くとなれば、きっと習慣の違いに戸惑うこともあるはずです。年間行事や冠婚葬祭から、生活習慣まで。

ガイドの友人が戸惑ったのは、なんと洗濯物のたたみ方について。お姑さんとたたみ方が違ったことで、そのたたみ方を新しく覚えるべきか、自分のたたみ方を通すべきか悩んだそうです。箸の上げ下ろし的な細かいことに至るまで、戸惑いのタネは尽きないのですね。

生活習慣はいわばその家庭の「文化」です。自分が当たり前に行ってきたことは世間一般で「普通」のことで、他の人や家庭でも行われていると思いますよね。その自分にとって当たり前のことが、ほかの家では当たり前ではない!と知ったときには、びっくりするし、急に違うやり方をしろと言われてもなかなか受け入れられない。だからこそ、嫁姑問題なんていうものが勃発するわけです。