結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

意外と知らない神前挙式の中身とは?(5ページ目)

最近人気が復活している神前式、興味はあるけれど、どんな挙式なの?という疑問も意外と多いんです。式場勤務時代に、神前式担当していたガイドが神前式の内容をご案内。よくある質問にもお答えします。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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仲人は必要?

参進
一般の神社であれば境内を親族と行列して進む形の「参進」も魅力の1つ
「神前式には仲人(媒酌人)がいる」というイメージも、意外と根強く残っているようですが、現在では仲人さんがいる新郎新婦はほんの数パーセント。いなくても挙式は可能です。進行上も特に問題はありません。

式場の神殿であれば、介添さんがいますが、一般の神社の場合は、過去には媒酌人の奥様が介添役をする場合もありました。和装の場合は特に、動きや衣裳を調えるお手伝いが必要なので、介添に付いてくれる人がいるのか、また、自分で手配してもいいのか、念のため確認しましょう。神社によっては外部の介添(アテンド)が入れない場合もあります。

外式って何?

最近は、神殿を備えていないウェディング会場も多くなっています。そういった会場で披露宴を行う場合、神前式がしたければ、外部の一般の神社で挙式を行うということになります。会場目線での呼び名(専門用語)ですが、これを「外式」と呼んでいます。

ハウスウェディングやレストラン、ホテルでも神殿がないところがあるくらいなので、キリスト教式などでも外式の可能性はありますが、神前式を外式で行う確率は比較的多くなっているのです。

神前式を希望している場合は、披露宴と同じ会場がいいのか、外式でもいいのかを頭において探した方がいいかもしれません。両方の希望が叶う場所が気に入ればいいのですが、条件的に全てを備えた会場がない場合もあるからです。優先したいのはどのポイントなのかを明確にした方が、早く会場が決まりますよ。


いかがでしたか? 神前式を実際に見てみたい場合は、ブライダルフェアなどで模擬挙式を行う会場も多いので、そういった機会を利用してみてください。厳かで日本的な雰囲気は、なかなかオススメですよ。

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