招待状には何を書く?
結婚式の報告と案内として出す招待状、中身はどんなものが必要? |
1. 2人の婚約・結婚の報告
2. 披露宴への招待とその告知
3. ゲストの出欠確認
(返信ハガキの締切日)
この内容はどんなウェディングでも共通。2次会の案内も同じような書き方になります。
挙式はそのスタイルによって、披露宴の列席者全員が参列する場合と、親族や仲のよい友人のみが参列する場合があります。全員参列の場合は招待状自体に案内文を入れてしまいますが、全員でない場合は「ふせん」という小さなカードを別に作り、参列していただく人だけに同封して案内をします。
招待者をリストアップ
招待状を何通作るのか、それを割り出すために、「招待者リスト」を作成します。招待状は夫婦や家族には連名で1通出せばよいので、まず招待したい人のリストを作り、夫婦や家族をチェックして、招待状の必要枚数をまとめておきましょう。皆さんはお友達の住所、全員分把握していますか? 間近になって慌てて調べるのは大変ですから、余裕を持って確認しておくとよいでしょう。
ここでしっかりリストを作っておくと、返信ハガキが届いた後に出欠の集計をしたり、引出物の種類を決めて、必要数を割り出したりする時のチェックリストにも使えてとても便利。そして、結婚式後に報告ハガキを出したりする際にもこのリストが活躍します。パソコン等を活用して作成してみましょう。
差出人は誰にする? ふさわしい文面は?
差出人は、基本的に両家の親の名前か、新郎新婦本人の名前のどちらかです。本来は「招待状の差出人=披露宴を取り仕切っている人」なので、過去には、披露宴の費用負担者が差出人などということも言われました。今では、考え方は人によってさまざまですから、招待者にふさわしいかどうかで決めるようになってきています。例えば、招待するのが友人ばかりなら新郎新婦の名前で出したほうが分かりやすいですし、親族が多いとか、新郎の家が会社を経営しており、その関係者を呼ぶといった場合は、本人より親の名前で出した方が分かりやすいですよね。相手へのお知らせとして、分かりやすいことはとても重要です。
また、親の名前ならフォーマルでかっちりした雰囲気に、自分達の名前ならカジュアルでやわらかな雰囲気になるので、2人の考える披露宴のイメージに合わせて決めるという方法もあります。会場で用意している文例も、親の名前のものはかっちりと、本人の名前のものはやわらかめにつくられているんですよ。ぜひ読み比べてみてください。
10年もさかのぼれば、親の名前で出すのが当たり前だった招待状。親世代と子世代の感覚に意外と大きな違いがあるので、招待状の差出人を誰にするかは、両家できちんと相談をして決めましょう。現在では、新郎新婦と親のそれぞれの名前が入る「連名」というスタイルもありますから、親子で「来てください」の気持ちを伝えることもできますよ。
【参考】
差出人別の文面はこちらでチェック(外部サイト)