結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

ゲストにお願いすること/祝辞・受付(2ページ目)

何かと忙しいウェディング当日。2人の挙式・披露宴のために、来賓にいろいろとお願いすることがあります。お願いする内容と、引き受けてくれたことへのお礼のポイントを押さえましょう。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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司会、撮影、受付を依頼した場合

受付
司会、写真・ビデオ撮影、受付、グッズ・アイテム作成など、裏方的な役割を、友人や知人に依頼することもあります
まず、司会や写真・ビデオ撮影ですが、事前の打ち合わせなどが必要で、当日も、席を用意してもそこに座っているヒマはありません。プロと同じ金額までは必要ありませんが、やはりしっかりとお礼を渡すべき。おひらき後の送賓の時に本人から渡す、または親から渡すといった方法が良いでしょう。また、撮影に対しては、フィルムやテープ代などの実費を確認して、後でその費用を支払うことを忘れないように。

次に受付ですが、こちらは受付が始まる前の短い時間に、親から渡します。3,000~5,000円程度が相場とされますが、現金ではちょっと……という場合には、品物や商品券などで用意してもよいでしょう。その場合は、持ち帰りのことも考えて、あまりかさばらないものの方が喜ばれます。

ウェディングのグッズ作成をしてもらったら

グッズ・アイテム作成。プロフィールVTRやリングピロー、ウェルカムボードなどの作成、プレゼントをしてもらった場合です。まず最低限の気遣いは、当日作成やプレゼントをしてもらった事実をゲストに知らせる手段を考えること。歓談の最中などに司会から発表し、作成してくださった方が列席しているのであれば、ぜひゲストに紹介しましょう。

お礼については、作成者のお祝いの気持ちであることも多いので、お金などでは受け取ってくれないかもしれません。後日引出物とは別にお礼の品物を渡す、食事に招待するなど、改めて感謝を示すようにしましょう。

ここまで読んでお分かりのように、ウェディング当日のお礼では、両家の親達が活躍します。新郎新婦は時間に縛られてなかなか思うように動けないので、どんな場面で、何を誰に渡してほしいのか、当日のスケジュールも説明して、しっかりと事前に打合せをしておきましょう。
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