結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

仲人とは?役割のいまと昔(2ページ目)

女医でタレントの西川史子さんの結婚式で元プロ野球選手の桑田真澄さん夫妻が仲人役を務めることになったとか。最近では影が薄くなりつつある仲人ですが、一体どんな役割があるのでしょうか。

粂 美奈子

執筆者:粂 美奈子

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新郎新婦側に立って参列者を迎える

媒酌人夫人は花嫁の母親代わりに

媒酌人夫人は花嫁の母親代わりに

では、現代の「頼まれ仲人」=結婚式の媒酌人の役割とはどんなものでしょうか。

媒酌人は基本的には主催者側(新郎新婦)になります。親族紹介の司会役を務めたり、神前挙式では参列者を代表して玉串奉奠も行います。

披露宴では、新郎新婦の付添役に。とくに、媒酌人夫人は花嫁の母親代わりとなって、花嫁をエスコートしなくてはなりません。また、媒酌人は披露宴冒頭で招待客に対して挨拶するとともに、新郎新婦の紹介なども行います。責任重大な役目といえるでしょう。

新時代の「仲人」とは?

恋愛結婚が一般化するに伴い、姿を変えてきた仲人。「頼まれ仲人」は頼まれたほうも迷惑だろうという配慮から、ここ10~20年くらいでかなり減少しています。まさに風前の灯の風習といえます。

仲人には古くさいイメージがあるのは事実。しかし、ちょっと見方を変えて、仲人(媒酌人)を結婚式の立会人というふうにとらえてみてはいかがでしょう。

夫婦の先輩として新郎新婦が尊敬する人に、立会人として仲人をお願いしてみるのも、ひとつの演出として面白いかなと思います。立会人には新郎新婦へのインタビューをお願いするなどすれば、堅苦しいイメージも払拭できるのではないでしょうか。

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