芸能人にできちゃった婚が多い理由
ワイドショーなどで取り上げられるせいか、芸能人にはできちゃった婚が多いような気がします。とくにアイドルであったり、清純派で売っているような場合などは、妊娠という既成事実を作らない限りは、なかなか結婚が許されないという事情もあるのでしょう。木村拓哉さんと工藤静香さん、広末涼子さん、中村獅童さんと竹内結子さん、安達祐実さんと井戸田潤さんなどは、この例に当てはまるような気がします（あらら、すでに離婚しているカップルがたくさん……）。
避妊はしなかったの？と責められた辻ちゃん
できちゃった婚が一般化してきて、「おめでた婚」や「ダブルハッピー婚」などといわれるようになってきた2000年代。芸能人が婚約発表の席で「妊娠しています」と公表すれば、レポーターから「おめでとうございます」と祝福されるのが定番でしたが、「避妊はしてなかったんですか？」と思わぬ突っ込みを受けてしまったのが、杉浦太陽さんと辻希美さんのカップル。 |
| 妊娠もタイミングが大切 |
1990年代から増え続けるできちゃった婚は、一種のブームのようにもなり、できちゃった婚で何が悪い！というムードが席巻しました。しかし、ここにきて、できちゃった婚はだらしがないという否定派の意見も盛り返してきたような気がしますね。
30代カップルはできたら婚
また、このところ目立ってきたのが、30代のできちゃった婚。宮沢りえさんも35歳ですし、フジテレビアナウンサーの佐々木恭子さん（35）、長谷川京子さん（30）、畑野浩子さん（32）など、大人の女性のできちゃった婚が目立ちます。※2若い人たちは「結婚前でも愛情があるなら性交渉を持って構わない」という人が多く、さらに、「子どもができたら結婚したほうがよい」と思う割合も、実は30代以上の人たちよりも多いのです。これが若者のできちゃった婚が多い理由のひとつといえるでしょう。※1
若者の場合、妊娠してから初めてじゃあ結婚しようか、となるケースが多いようですが、30代以上の場合は、すでに結婚は考えていたのだが、いまひとつ踏み込めなかったところに、妊娠が背中を押してくれたというケースが多いようです。また、子どもがいなければ結婚という形をとらなくてもOK。子どもができたら結婚しようと考える30代カップルもいるようです。つまり、できちゃった婚ならぬ、できたら婚が30代カップルの特徴といえるでしょう。
※1データは「国民生活白書／平成17年版」より
※2年齢は結婚発表当時のもの
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