白が基調の打掛けで清楚&艶やかに
1月19日、明治神宮で挙式した女優の沢尻エリカさん。「だって着物着たいじゃん。トラディショナルだし」との理由で神前挙式を選んだということもあり、どんな花嫁姿を見せるかに話題が集まっていました。これがトラディショナルな白無垢 |
着物は白地に金と赤の鶴を刺繍したもの。白地を基調にした色打掛けなので、白無垢のような清楚さも醸し出せていたと思います。赤の掛け下を合わせたことで、艶やかさも出ていたのではないでしょうか。
ちなみにこれ、着物スタイリストで着物のレンタルもする「衣裳らくや」も経営する石田節子さんがプロデュースしたもの。昭和初期に作られたアンティークとのことです。
ダウンスタイルにユリのヘッドドレス
驚いたのはやはりその髪型でしょう。艶やかなロングヘアをダウンスタイルにして片側に流し、大きなユリのヘッドドレスを合わせていました。ユリはブーケなどにもよく使われる結婚式にはポピュラーな花材 |
メイクも和装用ではなかったよう。目まわりもかなりはっきりメイクされていらっしゃったようですし、何よりブルーのカラーコンタクトを入れていたのが衝撃的(?)。最近は、和装でも昔のような白塗りではなくなっていますが、カラコンを入れる花嫁はかなり少数派だと思います。
好き?嫌い?エリカ和装
エリカさんの和装、賛否両論あるのだろうとは思いますが、彼女の雰囲気によく似合っていて、私はよかったんじゃないかなと思っています。ダウンスタイルにしたヘアも片側にまとめ、すっきりとした雰囲気でしたし、白一色でまとめたヘッドドレスも華やかさと清楚さが同居し、挙式にもギリギリ許される範囲なのかな~と。
この大ぶりヘッドドレスは、今後、和装ヘアとして流行るかもしれませんね。
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