結納/結納の基礎知識

きちんと派におすすめ、略式結納のやり方(3ページ目)

形式張ったことは避ける傾向にある昨今ですが、結婚をするにあたり結納を交わしたいという人も少なくありません。「略式結納」であれば両家だけで行え、それほど気が張ることもないので、きちんとしたい派の方におすすめです。結納を行うにあたり決めておくべきことについて、詳しく解説します。

粂 美奈子

執筆者:粂 美奈子

結婚ガイド

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結納金はキリのいい数字で

結納品の中の「金宝包」は結納金を入れるものです。金額はキリのいい数字で贈ることが多く、50万円、70万円、100万円あたりが一般的です。

関東では半返しといって、男性から贈られた金額の半分の額をお返しするという習慣もあります。半返しを行う場合には、両家で事前にいくら贈るのかを打ち合わせておく必要があります。また、そうしたやりとりが面倒くさい場合は、「半返しなし」として、男性側が最初から半返し分を差し引いた金額を贈ることもあります。

会食費用は両家折半で

略式結納のやり方
食事会の費用は両家折半が一般的
結納の儀式が終了した後、両家で会食をするのが一般的です。儀式自体をレストランや料亭などで行っている場合は、そのまま会食に移ればいいでしょう。

女性の自宅で行う場合は、女性の側で料理を用意することになります。手作りするのは大変という人は、仕出し料理などを頼んでも問題はありません。

会食の費用は両家で折半するのが一般的。会場側へはどのようにして、誰が支払うのか事前に決めておくとスムーズです。なお、女性の自宅で会食する場合、料理の費用などは女性側が持ち、男性側は総費用の半額程度のお金を女性側へ渡すのが一般的です。

*    *    *    *

結納というと、なんだか難しそうと二の足を踏む人も多いと思いますが、難しく考えすぎることはありません。ホテルや結婚式場、百貨店の婚礼サロンなどで相談すれば、いろいろ教えてもくれます。両家の初めてのイベントとして、楽しむ気持ちで臨むといいと思います。

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