結婚で浮かれている様子は見せないのが得策
結婚後も仕事を続けるのであれば、職場へは細心の気配りをしたいもの。結婚が決まり、浮かれる気持ちはわかりますが、それをストレートに前面に出すのは考えもの。女性にとって未婚であろうが既婚であろうが「結婚」はさまざまな感情を引き起こすもの。その感情をむやみやたらに刺激するのは、仕事を円滑に進めるうえではあまり得策とは言えないからです。思わぬミスをしたときに、「結婚が決まって浮かれてるからよ」なんて冷たくいわれないためにも、浮かれ気分はなるべく押さえ目に。
彼からハリー・ウィンストンのでっかいダイヤモンドの婚約指輪を贈られたからといって、それを薬指につけていくなどということは、やはり避けたいところです。また、ブライダルエステや結婚式場との打ち合わせなどで早めに仕事を切り上げるときも、ことさらそれを強調することはしないほうがいいでしょう。
たたずまいからさりげなく幸せ感がにじみ出るくらいが、職場では好感を持たれるし、それがあなたの価値を引き上げることになるはずです。
結婚式前後の仕事はとくに念入りに |
結婚前後の仕事はしっかりと
また、結婚式をはさんでの2~3カ月の期間は、とくにミスのないようしっかり仕事を行いたいもの。周りの人があなたに好意的であれば、少々仕事がおろそかになっても「結婚前(あるいは直後)だし、まあしょうがないわね~」で済ませてくれる可能性も大いにありですが、それに甘えてはいけません。結婚前後の忙しい時期こそ、しっかりと仕事をしておけば、「プライベートで忙しい時期にも関わらず、仕事にも頑張っていて感心だ」ということになり、あなたの評価はぐんとアップ。普通に仕事をしているだけで、評価がアップするのですから、ある意味おいしい時期かも。もちろん、結婚式やハネムーンなどで長期の休暇を取る予定があるのなら、休み期間の算段も抜かりなく。
おめでた婚の女のあげ方
おめでた婚の場合、結婚と妊娠のダブルハッピーで、確かにめでたいのですが、この結婚が果たして女を上げるかといわれれば、正直なところNOといわざるを得ません。女を上げるという意味では、マイナススタートのおめでた婚で自分のイメージアップを図るには、まずは無責任感を払拭すること。結婚する気持ちがあったところに、たまたま妊娠がわかった、としておくほうが無責任感はやや薄れるような気が…。
また、妊娠出産で休職あるいは退職することになるわけですから、仕事の引き継ぎはしっかり行うということはいうまでもないことですね。
結婚は人生のターニングポイント。これをひとつのステップと考え、自分の価値を上げるきっかけにするのが、賢い大人の女性の選択といえそうです。