結婚式・披露宴の準備/結婚式のお呼ばれマナー

結婚式の服装、これはOK?それともNG?(2ページ目)

結婚式の形態が変化するとともに、お呼ばれ服の基準も変わってきているように思います。この服装ってOKなの?それともNGなの?ガイドなりに考えてみました。

粂 美奈子

執筆者:粂 美奈子

結婚ガイド

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ドレッシーなワイドパンツならOK

「女性のパンツスタイルなんて!」と非難する人が果たして今の世の中にいるのかどうか、ちょっとわかりかねますが、お堅い会社では未だにパンツスタイル禁止のところもあるよう。で、結婚式のパンツスタイルは?というと、会場とそのパンツの雰囲気に左右されるのではないでしょうか。

結婚式の服装
会場の雰囲気に合わせることもポイント
シルクやシフォンなどの柔らかな素材でスカート風にも見えるドレッシーなワイドパンツなら、お堅い結婚式を除けばOKだと思います。クロップドパンツやハーフパンツ、スキニーパンツはトップスにドレッシーなものを合わせるのなら、カジュアルな結婚式に限りOK。

一方、きちんと見えるからといって、ビジネスシーンに着ていくようなかちっとしたパンツスーツは、どんな結婚式でもNG。やはり結婚式の装いには華やかさが必要だと思います。

基本的にデニムはNG

現代人のファッションには欠かせない存在のデニム。ドレッシーなブラウスやクラス感のあるアクセサリーときれいめジーンズの組み合わせは、パーティウエアとしても十分通用しますが、結婚式となると話は別。やはりカジュアル感は否めませんので、NGだと思います。

せいぜい通用するのは、二次会といったところ。その際も、できるだけフェミニン、ドレッシーな雰囲気になるように心がけましょう。

マナーは時代とともに変わっていくもの

いままで述べてきたのは、あくまでも私が現在の結婚式に出席して、「これぐらいならいいんじゃない?」と思った実感値といったもの。ですから、「生脚なんてとんでもない!マナー違反よ!」という方も、当然いらっしゃると思います。

私はマナーは時代とともに変わっていくもの、と考えています。時代にあわせて、以前はマナー違反だったものが許容されていくこともあるのではないでしょうか。マナーに縛られてがちがちになるのではなく、マナーを知ったうえで、その時々の事情に合わせて自分でアレンジしていくのが、大人の女性のあり方。

とはいえ、あまり独りよがりになるのは考えもの。マナーの基本は他人を不快にさせないことです。周りの意見も聞きながら、おしゃれとマナーの両立を図ってみてはいかがでしょう。

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