結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

大人の女のオーラを放つ結婚式

大人っぽい結婚式をしたいけれど、どうすればいいかわからない……という30代からのご相談をよくいただきます。そこで、今回は大人ウエディングにするためのコツを一挙ご紹介します!

粂 美奈子

執筆者:粂 美奈子

結婚ガイド

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結婚式の始まりは夕方から夜にかけて

大人の女
夕方から夜にかけてのウエディングは文句なしに大人っぽい!
大人ウエディングにするためには、まずは結婚式の開始時間から考えましょう。結婚式というと、一般的には昼間が多いわけですが、ここは断然夕方から夜にかけての時間帯を選びたいもの。

夕方から夜にかけてが何故おすすめなのか。一般的に、昼=健康的、開放的、夜=ムーディ、アダルトというイメージがあるからです。手っ取り早く大人イメージを演出するのには、夜は非常に適した時間帯といえるでしょう。

また、土曜のナイトパーティであれば、ゲストは土曜の昼間は自分のために使え、貴重な休日をまるまる潰すことはありませんし、翌日は日曜ですから心おきなくパーティを楽しめます。そんなあなたの心遣いにゲストは「大人の配慮」を感じるはずです。

さらに、もうひとつのメリットはといえば、大人の女性は夜のほうが断然キレイに見えるということ。昼間の結婚式では日光がさんさんと降り注ぎ、かすかなしわやくすみも浮き立たせてしまいます。20代前半の肌なら自然光でも美しく輝くでしょうが、30代ともなるとさすがに……ね。というわけで、大人ウエディングは夕方から夜にかけてが断然お勧めなのです。

受付まわりはあくまでもシンプルに

最近は受付やウエイティングルームなどを飾り付けるのが流行のよう。ウエルカムボードに始まり、ウエルカムベア、ふたりの写真、ふたりの思い出のグッズなど。

写真や思い出のグッズなどが飾ってあると、確かに楽しい雰囲気は醸し出せるのですが、なんだかごちゃごちゃとして子供っぽいイメージになってしまうのは否めません。また、ウエルカムボードもつたない感じの素人っぽい作品は、なんだかお子ちゃまの発表会のよう。手作りか否かは問いませんが、洗練されたデザインのものを用意したいもの。

さらに、ウエルカムベアなどのぬいぐるみ類はご法度。どちらかの趣味がアンティーク収集で、年代物のテディベアを飾る、などというほどのこだわりがあるのなら別ですが、とりあえず大人のウエディングにぬいぐるみは不要といえるでしょう。

装花は花の種類や色を極力少なめに

装花に関しては、ごちゃごちゃといろいろな種類の花を使ったり、たくさんの色を混ぜたりするよりは、1種類の花で色を統一するほうがインパクトがあり、センスがよく見えます。

たとえば、結婚式装花の定番であるバラ。ガーベラやカーネーションなどと組み合わせることが多いようですが、他の花を入れずにバラだけでコーディネートすると、かなりカッコイイと思います(ただし、費用はちょっと高くなるかも……)。ボリュームを出すために何かを混ぜるとしても、グリーンのみにとどめておけば、スタイリッシュさは損なわれないはずです。

次ページではドレス、プログラム、余興について!
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