芸能人はなぜ神前挙式が好きなの?
一般的にはあまり人気のない神前挙式が、芸能人の間では大人気というのもなかなか面白い現象ですよね。これはおそらくキリスト教挙式が一般的に行われるようになってしまった、というところに関係があるのでしょう。芸能人ですから、他人とは違うこだわりのある部分を見せたいと考えるのは当然のこと。挙式も個性的にと思えば、一般的に人気があるキリスト教挙式よりも、神前挙式を選ぶのは当然といえば当然かもしれません。ちなみに、キリスト教挙式と神前挙式がまだ半々くらいで行われていた時代には、芸能人はけっこう教会でのキリスト教挙式を選択していました。三浦友和さん&山口百恵さんは赤坂の霊南坂教会、神田正輝さん&松田聖子さんは目黒のサレジオ教会(カソリック碑文谷教会)、真田広之さん&手塚理美さんは水道橋のカソリック神田教会 etc.(おっと! 例にあげた2組が離婚してた……)。
神前挙式の人気が盛り返せるかどうかは難しいところ…… |
2004年はロイヤルウェディングラッシュ!
さて、目を世界に転じてみると、今年はロイヤルウェディングが大変多い年でもありました。5月にはデンマークのフレデリック皇太子がオーストラリア出身のメアリー・ドナルドソンさんと。また、その一週間後には、スペインのフェリペ皇太子が、国営テレビのキャスターだったレティシア・オルテスさんとご結婚 ! さらに、9月には世界有数の大富豪として知られるブルネイ王室のビラ皇太子が、まだ17歳の女子高生だったサラ・ペンギラン・サレー さんと華燭の典を挙げられたのです。最近は、王室の結婚もかなり制約がなくなってきたようで、結婚の過程やお相手がかなりユニーク。フレデリック皇太子とメアリー妃の出会いは2000年のシドニー・オリンピック。シドニー市内 のパブで知り合ったといいますから、もしかして皇太子のナンパ!? オーストラリアに王室はありませんから、メアリーさんはもちろん民間人です。また、スペインのレティシア皇太子妃は民間出身のうえ、バツイチだとか。いまや王室も結婚相手は家柄等は関係なく、自分で選ぶ時代になったといえそうです。
さて、ロイヤルウェディングといえば、日本では2005年に紀宮さまのご結婚式が行われる予定。紀宮さまは結婚により皇族の身分から離れるゆえ、結婚式も民間スタイルになるとか。どんな結婚式になるか、興味深いところではあります。
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