30代の女性がシンパシィを寄せる最後の大物
朝日新聞の特ダネで発覚した紀宮さまの婚約内定ニュース。宮内省からの正式発表はまだないものの、このおめでたいニュースは一気に国民に知れ渡りました。紀宮さまといえば、天皇家唯一のご息女。兄ふたりが結婚した後は、ご両親、とくに美智子さまのよきご相談相手になられていたことは、マスコミにもたびたび取り上げられていました。プリンセスといえばティアラ。結婚式にはどんなドレスをお召しになられるのか、今から楽しみです |
それがここへきてご婚約の嬉しいニュースが! 度重なる災害の被害に打ちしおれていた日本国民へ、久々に明るい雰囲気をもたらしたのです。で、気になるお相手は、東京都庁にお勤めの黒田慶樹さん。秋篠宮さまのご友人であり、紀宮さまとも幼なじみでいらっしゃるといいます。
自分のライフスタイルを崩さずに生活していけるかどうかが重要
プリンセスが公務員と結婚!? なんだか夢がないなどと陰口を叩く向きもあるようですが、30代も半ばを過ぎ、本当に自分が心地よく一緒にいられる人は誰かと考えたときに、隣にいたのが黒田さんということではなかったのではないでしょうか。一般的に、結婚相手の条件としては容姿や収入、地位などが取りざたされます。20代後半から30代初めのうちは、「ここまで待ったんだから、ヘタな男とは結婚できないわっ!」と鼻息も荒くなるようですが、35歳の声を聞くとだんだんそうした気持ちが無くなってくる傾向にあるようです。仕事や経済、趣味の面でそこそこ充実し、自分のライフスタイルがしっかりと確立してくると、それを崩さなくては暮らせないような人との結婚は「面倒くさい」と感じてしまうのですね。
つまり、35歳以上で、仕事や趣味もそこそこ充実している女性が結婚相手の条件として重視するのは、容姿や収入よりも、いままでの自分のライフスタイルを崩さずに生活していけるかどうか、ということになるのではないでしょうか。
紀宮さまと黒田さんのケースも、まさにこれにあたるのではないかと思うのです。黒田さんが公務員であるということから、ご結婚後の経済面がとやかくいわれているようですが、ご実家は天皇家。持参金は1億5000万円ともいわれています。結婚をされれば、紀宮さまは皇族の身分を離れ、一般人となるわけですから、いままでのように国から皇室費をもらうわけにはいかなくなりますが、元プリンセスというお立場から各方面から名誉職などの話も降るように舞い込むでしょうし、それほど金銭的に窮するということはないように思われます。
黒田さんは東京都の職員ですので地方への転勤は基本的にはなし。秋篠宮さまのご学友ということで、皇室の事情もある程度おわかりでいらっしゃる。また、報道されているところによると、嫁ぎ先の黒田家もそれほど気の張る家柄というようではなさそう。もしこれが伝統芸能を継承する家などであったりすると、おうちの用事などで外出もままならなくなりそうですが、その心配もなし。ですから、紀宮さまもご実家へ出入りすることがかなり楽なのではないかと思われます。お母様思いの紀宮さまにとっては、これはまさに願ってもないことといえるのではないでしょうか。
実家の近くに住み、今までのライフスタイルをあまり変えずに生活する。これこそが30代女性の理想の結婚。紀宮さまの場合、皇室からの降嫁ということになりますから、生活スタイルは変化するでしょうが、これはいわば彼女の運命とも言えるものなのですから仕方がありません。ですが、でき得る限りで、いままでの心地よい生活からあまりかけ離れないような結婚をと望んだ結果が、黒田さんとのご結婚なのだという気がします。
なにはともあれお幸せになっていただきたい。これが国民の思いであることは間違いありません。
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