30代におすすめの「リッチカジュアル婚」
ジミ婚に、派手婚に、できちゃった結婚。結婚式にはいろいろなキャッチフレーズが付けられるようですが、30代におすすめしたいのが「リッチカジュアル婚」です。20代なら思いきりはじけたラブリーな結婚式も微笑ましいでしょうが、30代ともなるとそうはいきません。
もちろん「一生に一度の結婚式。年なんか気にせず、ラブリーにいくわよ!」という人はそれでOK。なんの問題もありません。ただ、私のまわりの30代に話を聞くと、「もうこの年だし、あまりラブリーな派手派手しいのはカンベン。だからといって、二次会ノリの安っぽいパーティもちょっとね~」という意見が多いのです。
招待するゲスト(とくに女友達)にも目の肥えた人が多くなる確率が高い30代結婚式。手は抜けないものの、「頑張っちゃった感」がミエミエなのもなんだかなぁという感じ。あくまでもさりげなくセンスをアピール。パッと見はナチュラルでカジュアルなんだけど、見る人が見ると「おっ、意外にこだわってるね」とわかるような結婚式。それが「リッチカジュアル婚」なのです。
由緒が感じられる会場を選べ!
では、「リッチカジュアル婚」のアイテムについて、具体的に見ていきましょう。まずは会場。ホテルを選ぶとしたら、ここ数年で首都圏にニョキニョキと誕生している外資系ホテルが真っ先に思い浮かぶところ。
パークハイアット東京、ウエスティンホテル東京、フォーシーズンズホテル椿山荘東京の外資御三家は相変わらず高い人気を誇っていますし、グランドハイアット東京も健闘しているようです。今後はアジア系のペニンシュラやマンダリンもオープン予定ですから、このあたりを狙ってもいいかも。
もう少しヒネリを効かせるのであれば、帝国ホテルやホテルオークラなどの日本のトップホテルはいかがでしょう。20代ならイヤミにも、あるいはフケすぎ?とも思える選択ですが、30代ならけっこうしっくりくると思います。
レストランかゲストハウスで選ぶとしたら一軒家を狙いたいもの。とはいえ、最近は一軒家ばやりですので、その選択にはちょっとした注意が必要。選択のひとつの基準としては、建物に何かしらの由緒があるかどうかがあげられます。そういった観点から選ぶと、小笠原伯爵邸、Q.E.D.CLUB、綱町三井倶楽部あたりなどが個人的にはおすすめかな。もひとつおまけに付け加えると、広大な庭園を有していて、庭園までもすべて貸切りにできるところが望ましいでしょう。