なぜブライダルインナーが必要なの?
ウエディングドレスの下に着る専用のインナーがあるということ、もちろんご存知ですよね。でも、普通の下着とどう違うの? いつもの下着でも問題ないでしょ、と考える人も少なくないと思います。そこで、今回はブライダルインナーについてご紹介します。以下、ランジェリー専門店、ソルヴァーシ青山の留田貴子店長にお伺いしたことも踏まえて、ご説明しましょう。
結婚式に呼ばれて、花嫁のドレス姿をみた時に、気になることってありませんか? 胸元がガバガバだったり、ウエスト部分にへんなしわが寄っていたり…。これってけっこう見苦しいもの。あなたが友人とささやきあった「ねえ、彼女のドレスの着こなし、ちょっとへんね」なんていう陰口が、あなたの結婚式でも交わされないようにするためには、一体どうすればいいのでしょうか。
もちろん、体にフィットしたドレスを着ることが大切ではあるのですが、既製ドレスの場合、そうもいきません。また、オーダーといえども、あまりにその人の体形に合わせすぎると、ドレスのデザインが崩れてしまうことも…。では、どうしたらいいのか? これはもう、インナーで自分の体形を整えるしかないのです。
最近は、普通に身につけるインナーでも、バストをボリュームアップさせたり、ヒップアップ効果が高いものがあったりと、機能的に優れたものが多くありますが、ドレスを着るためには補正力がやや足りません。つまり、美しいドレスを美しいままに着るためには、専用インナーが必要不可欠というわけなのです。
ブライダルインナーはいつ、どこで買うか
これは普通のインナーにもいえることですが、選ぶ時にはフィッターにサイズをきちんと測ってもらうことが大切です。ですから、できればランジェリー専門店に予約をして出かけ、自分のサイズに合ったインナーを選んでもらいましょう。なお、ドレスショップのなかには、専用インナーを用意し、きちんとフィッティングしてくれるところもありますので、そうしたところで選んでもいいと思います。
また、インナーを選ぶのはドレスを決めたそのあと、という人が大半を占めると思うのですが、留田店長によれば「ぜひドレスを決める前にインナーを購入してください」とのこと。なぜかというと、インナーできちんと補正すると、サイズがひとまわりくらい違ってくることもあるし、似合うドレスの幅も広がるからです。
「私はバストのボリュームがないから…」と諦めていたデコルテがあいたドレスも、インナーできちんと補正をしたあとなら、十分着こなせるというわけ。ねっ、すごいでしょ。これはもう専用インナーを用意しなくちゃ損ってもんです。