さて、おしまいに、引菓子(バウムクーヘンに限らず)を注文する際のポイントを少し紹介しておきましょう。結婚式を挙げる会場やその会場提携の百貨店で引菓子を手配する場合には、なんの問題もありません! 好きなものをじゃんじゃん選んじゃってください!
問題となるのは、外部のショップで引菓子を用意する場合です。この場合はまず会場に対して以下のことを確認します。
●持ち込んでもいいかどうか
会場によっては持ち込みがNGのところがあります。
●持ち込み料が必要かどうか
持ち込み料の相場は1個につきだいたい300円ぐらいです。ただし、引出物を会場で手配したり、会場の紙袋を購入することなどによって、引菓子の持ち込み料はなしとするところもあるようです。
●挙式何日前に届ければいいか
3日~前日ぐらいまでに届けるようにとの指示が入ることが多いようですね。なお、挙式前日には、きちんと届いているかどうか、会場側に確認したほうが安心です。
会場側の受け入れ体勢を確認したら、次は実際の引菓子選びです。「あっ、これいいな」と思ったら、できれば味見をしてみましょう。見掛け倒れのお菓子もなかにはあるかもしれませんので…。それと同時に、お店の人に「引菓子として検討しているのですが」と趣旨を明確にしたうえで、以下のことを聞いておきましょう。
●希望数が揃うかどうか
小さなショップなどでは、大量生産ができない場合もあります。結婚式の引菓子は一度にある程度の数が必要。自分たちの必要数を把握しておきましょう。
●季節限定でないかどうか
引菓子選びをしたのは夏、結婚式は秋、などという場合、店頭に並んでいるのが季節限定の商品、ということもあり得ます。自分たちが結婚式を行う時期に、そのお菓子が作られているのかどうかも確認してください。
●会場まで配達してくれるかどうか
大きなショップなら心配ないと思いますが、小さなショップでは配達不可のところがあります。その場合は、自分で会場へ搬入する必要が出てきますのでご注意を。また、搬入してもらう際には、会場側とも連絡を密にとり、搬入場所、搬入時間などを間違いなく告げるようにしましょう。また、送料がいくらかかるのかも、忘れずに確認してください。
●挙式1カ月前には注文すること
引菓子の正式発注は、遅くとも挙式1カ月前までに。検討段階で、「引菓子に利用する場合は、どれくらい前に発注すればよいですか?」と確認しておくと安心です。
見られていないようで、実は意外に評価の対象となっているのが引菓子。以上の点に注意して素敵な引菓子を用意し、ゲストをあっ!と言わせましょう♪
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