引菓子の王様・バウムクーヘンについて徹底レポート! 引菓子にバウムクーヘンを贈ろうと考えている方も、そうでない方も、ただのバウムクーヘン好きの方も、さあご一緒に♪


1.   バウムクーヘンの由来
2~3. バウムクーヘン実食レポート
4.   引菓子手配のポイント

バウムクーヘン(Baumkuchen)はドイツで生まれたお菓子です。Baumとは木の意味、kuchenは菓子、つまり直訳すれば木のお菓子ということ。このように呼ばれるようになった由来はふたつあります。バウムクーヘンは木の心棒をくるくると回しながら生地をかけて焼いていくのですが、木の心棒を使うことからこの名が付いたという説がひとつ。もうひとつの説は、焼き上げたケーキを輪切りにすると、木の年輪のように見えることから、というものです。

年輪のように見える切り口が「長寿」や「繁栄」をイメージさせることから結婚式をはじめとするお祝いごとには欠かせないお菓子となりました。本場ドイツでは高級菓子として親しまれ、自分の店でバウムクーヘンを焼き上げることはかなりのステイタスになると言われています。

バウムクーヘンが日本に伝えられたのは第1次世界大戦後のこと。伝えたのはカール・ユーハイム氏。そう、あのユーハイムの創始者です。彼は、当時、ドイツの租借地であった青島でドイツ菓子と喫茶の店「ユーハイム」を営んでいたのですが、第1次大戦後に捕虜として日本へ連行されたのです。釈放後、彼は明治屋の社長の誘いで銀座に「カフェ・ユーロップ」をオープン。1921(大正11)年にめでたく独立開業を果たしました。当初の店は横浜にありましたが、関東大震災を経て神戸へ移転し、現在に至っています。

バウムクーヘンが日本人の馴染みの味となったのは第2次世界大戦後のこと。1960年代半ば頃にはバウムクーヘンブームが訪れたといいます。それまではフランス風の生菓子がもてはやされていたのですが、その味にも慣れた頃、日もちが良く、素朴な味わいのバウムクーヘンが一躍脚光を浴びたのでした。以来、バウムクーヘンは日本人に愛される味となり、結婚式には欠かせないおめでたいお菓子としても知られることとなったのです。

現在、さまざまなお菓子屋さんでバウムクーヘンが作られています。ですから、一体どのバウムクーヘンを引菓子に選べば良いものやら、迷う人も少なくないと思います。そこで、引菓子で贈るということを一番条件に、以下のように条件を設定して、セレクトしてみました。
【条件1】値段は1000円前後
【条件2】通信販売や、全国展開をしているなどで、手に入れやすい


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