手入れの行き届いた美しい庭園があることで知られるホテルニューオータニ。ですが、ローズガーデンの存在を知っている人は少ないでしょう。世界的なフラワー・アーティストとして知られるケネス・ターナー氏がデザインを手がけ、2000年11月にオープンしたものです。
このローズガーデンの特徴は赤いバラばかり34種類も集めたこと。赤と言っても、その色合いはさまざま。ピンクがかった愛らしいものもあれば、上等のワインを思わせるような深紅のものもあります。それらが見事なハーモニーを見せ、ガーデンとしての美しさを完ぺきなまでに現出しているのです。
この贅を凝らしたローズガーデン、実は一般公開はされていません。では、なんのために? そうです! このガーデンはウェディング・セレモニー専用なのです! セレモニーは教会式と人前式の2スタイル。どちらでもお好みで選べます。
ガーデンに隣接してウッドテラスが設けられており、参列者はここからセレモニーを見守ることになります。新郎新婦はスロープから入場し、参列者の前を通ってガーデンへ。深紅のバラに純白のドレスが映え、目の覚めるような美しさです。
スロープを下りて、ローズガーデンへと向かう新郎新婦。以下の写真はすべて5月26日開催のブライダルイヴにて撮影。新郎新婦役を務めたのは本職のモデルさんではなく、ホテルニューオータニの社員さん。お~! なんて美男美女のカップルなんでしょ。
ローズガーデンの中を進んでいく新郎新婦。ほ~ら、こんなふうにバラに埋もれちゃうのですよ、ねっ、素敵でしょ。
これはキリスト教挙式の中でのベールあげのシーン。このあと誓いのキッス!