今注目は、種子島の「安納芋」と「焼き芋」だ
「銘柄芋のみくらべ焼酎セット」10,500円で「銘柄芋」の味わいを体験。 |
11月1日は本格焼酎の日。夏場に仕込まれた焼酎が、新酒となって出回るのがちょうどこのころ、ということで、1987年に制定されたのがこの本格焼酎の日である。とはいえ、ブームとともにあれこれ飲んでみたけど、最近なんだか飽きてきたなぁ……なぁんて感じている方、ちょっと待った!である。「銘柄芋」を使用した、ワンランク上の芋焼酎が、今、じんわりと注目を集めているのだ。
「銘柄芋」の代表は、種子島の「安納芋」。日本で一番甘味が多い芋なのだとか。同じく種子島の「紫芋」とともにますます人気が集まっている。さらに、「焼き芋」をつかった甘味倍増の焼酎も、注目度アップの気配。香ばしさと甘さが心地よく溶け合った新しいタイプの芋焼酎だ。
で、この「銘柄芋」と「焼き芋」を使った芋焼酎セットが発売された。このセットは博多の老舗百貨店「岩田屋」さんのWebサイトで見つけたもの。地元・九州のならではのラインナップだ。芋焼酎マニアが注目している安納芋と焼き芋ベースの焼酎6本がセットになっている。今回はこのセットを使って、秋の夜長にピッタリな、銘柄焼酎飲み比べのススメ!
実録!銘柄焼酎6本セット飲み比べ記・その一
早速、実際に飲み比べしたテイスティング結果を、ご報告しよう。飲む順番を決めるときの、また、お好みのタイプを選ぶときの、さらに、飲みかたのご参考にしていただければ幸いである。1.さつま焼酎 大金の露 かめ壺仕込み(新平酒造) アルコール25度
2.さつま本格芋焼酎 晴耕雨読(佐多宗二商店) アルコール25度
3.焼き芋焼酎 鬼火(田崎酒造) アルコール25度
次のページでは、さらに続く飲み比べレポートを!