パンフレットに偽りなし!


一人一尾の伊勢エビ焼き。塩焼きがうれしい。手でバリバリ。
しかし私には料理がある。とれとれ新鮮魚介が私を待っている。
モチモチ肌になったところで、待望の夕食の始まりだ。

目を見張るのは、あわび、さざえ、伊勢エビ、いさき、戻りガツオ、鯵、金目、すみいか・・・、ああっ、もう書ききれないほどの豪勢な船盛りっ。パンフレットの写真に偽りはない。
さらに、あわび一個のバター焼き、伊勢エビ一匹の塩焼きなどなど鮮度を生かしたもののほか、丁寧な下準備がうかがえる懐石料理たちが次から次へと出るわ出るわ。


一人一個のアワビ焼き。(私はバターいらないんだけど・・・)
温泉旅館の食事でイヤなのが一気に料理を並べられること。でもここは温かいものは温かいタイミングで、冷たいものは冷たいタイミングで、数皿づつ運んでくれる。ま、お酒飲みの私にとっては気持~ち早い感じもあるけれど・・・。
しかし最近の客さんは早く運んでという人が増えているんだとか・・・。意外・・・。


この旅館の本家は蔵元だった


富山の銘酒「勝駒」
で、お酒だ。
聞けば女将のご主人が、富山は高岡の蔵元「(有)清都酒造場」の方なのだとか。メインアイテムは『勝駒』。日本酒通には人気の小さな蔵元さんだ。なるほど旅館の名前が同じだ。つまりここは蔵元さんが経営する割烹旅館だったのだ。
ならば当然飲むべきは『勝駒』。清々しい香りと嫌味のない吟醸風味が楽しめる『特選大吟醸』グラス1,000円をはじめ、『特選純米』700円、『特選本醸造』650円がそろう。新酒の時期は蔵元直送のスペシャルしぼりたてが入荷し、それを飲むためだけに通うお客様もいるとか。
ああ~、新鮮魚介には絶妙の相性だろうな~。想像しただけで頭がくらくらする~。

ちなみに、地酒がいいという方のためには、『房総白浜 純米吟醸 生貯蔵酒』(鴨川・亀田酒造。メインアイテムは「寿萬亀」)300ml、924円もある。
お酒と食事を堪能したあとは、星空を眺めてひのきの露天風呂。死海風呂同様、カップルやご家族は貸し切りもできる。ここも波の音が心地いい。

お腹一杯でお風呂はどうも・・・という方は、死海風呂にある「死海風呂の足湯」でゆっくり汗を流すのもいい。お風呂よりもさらに濃度の濃いものになっていて、15分入っていれば汗だくらしい。ちなみにこれは女性風呂のほうにあるので男性が使用のときは要相談(←たぶん可能)。飲み足りないならバー・ラウンジ「茶論・酒夢」もある。


目覚ましは波の音♪


地酒はこれ。部屋の冷蔵庫に冷えている。
メチャ毒素だしして、おいしい料理をいただいて、身も心もきれいになって迎えた朝。再度死海風呂で汗を流し肌を磨いたあと、たっぷりの新鮮朝食。「旅館の楽しみは朝食にあり(by友田)」であるな。
再び帳場でお支払い。一人25,000円也は少々厳しいが、でも満足度はある。本当です。たまには散財。いいではないか。

旅館に別れを告げ、一路鴨川へ。やっぱりここなら鴨川シーワールドでしょう。正直半分ナメテいたけど、アシカやイルカやシャチやベルーガ(白イルカか?)ショーは意外におもしろく、芸達者な彼らに元気付けられる。
遅めのお昼ご飯におすすめは、シーワールド近くの『地魚回転寿司 丸藤』がいい。活きのいいネタがお手頃価格。東京の回転寿司とは中身が違うぞ。アワビお代わりして、なめろう(千葉名物、鯵のたたきの味噌和え)をおつまみに、地魚ネタを16皿いって6,000円くらい。
おみやげ情報としては、海ほたるの売店で売っている「木更津揚げ」(さつま揚げのようなもの)は、イカやタコなどしっかりネタが詰まって香ばしくておすすめ。お試しあれだ。

夏には海水浴客やサーファーで混み混みのこの地域だけど、今からのシーズンはゆったり楽しめるおすすめスポットだ。時にはゆっくりドライブで、美味しい魚介と夕陽を楽しむのはいかが。もちろん友田イチオシは『死海風呂』で毒出しだけどね~。



『割烹旅館 清都(きよと)』
  ・住所: 千葉県安房郡白浜町滝口6241 
  ・電話: 0470-30-5030 



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