しそ焼酎『鍛高譚(たんたかたん)』 |
しそ焼酎『鍛高譚(たんたかたん)』だ。
透明クリアな見た目だけど、注いだグラスを鼻にちかづけると、ふわんと涼しげなしその青々しい香りが漂う。口に含めば、より爽やかな風味とやさしい甘味が広がり、どことなく懐かしい感じの後味が残る。そう、まるで、ご飯やおにぎりにまぶす「ゆかり」みたいな風味なのだ。
北海道白糠町特産のしそが原料だけあって、人工的なしそジュースではないナチュラル感が楽しめる。ほんのりとした甘味はデーツ(椰子の実)をベースにしているからだろう。アルコール分20%なので、ロックにすると氷が溶けてちょうど日本酒くらいの度数になり、飲みやすさ倍増だ。
この不思議な名前は、その昔「たんたか」という海の魚が、どんな苦しみをも癒してくれる紫色の草(=しそ)を取りに、河をつたい山に登り苦労の末持ち帰り仲間を助けた、というアイヌ民話から名付けられている。
実際しそには、抗酸化作用、消臭作用、血中アルコール分解促進作用、タバコのニコチンやタールを薄める作用、刺身の解毒制菌作用を利用して食中毒を防ぐ、アレルギー抑制などの働きがあるというから、アイヌの人たちは経験的にしその効用を知っていたのだろう。
『黄金譚』のボトル |
どうしてくれよう、と思っていたら、こんぶ焼酎『黄金譚(こんかねたん)20度』(北海道礼文島特産こんぶ使用)という銘柄もあることを知った。昆布はカルシウムやミネラルが豊富で、やっぱりストレス解消に役立つらしい。おまけに美容効果も高い!
すわ、人気沸騰の前に、早速手に入れなければっ。
■合同酒精株式会社 『鍛高譚』『黄金譚』紹介ページ ■合同酒精株式会社(オエノングループ)ホームページ ・しそ焼酎 『鍛高譚』 720ml 870円 ・こんぶ焼酎 『黄金譚』 720ml 980円 |