さらにさらに、サワーなど、他のものと混ぜて飲む時の「割り物」の栄養成分は焼酎と混ぜても消えることはなくそのまま残ることも実証。そのうえ、エタノールは血管を広げる作用があるため、吸収が早くなる効果もある。たとえばレモンのビタミンCやグレープフルーツのビタミンB・カロチン、梅干のカリウム・マグネシウムなど、またウーロン茶は血糖値を下げる効果もプラスされるとか。でも、あま~いジュースや炭酸飲料で割って飲めば、カロリー上がってもともこもないのよ。体にだっていいわけない。なんでそれを言わんのじゃ~。
あれ以降、日本酒関係者、日本酒愛好家の方たちの怒り&嘆きの声をちらほら聞く。ひとつのことだけを個別分析し追及すると矛盾がでる。怖い番組という人もいた。人気番組だし、その影響力を考えると、そういえなくもない。だって、翌日の居酒屋では、「あ、日本酒じゃなくて焼酎にしとこう、あるあるでやってたしぃ」って人、確実にいたはずだもの。
実験結果から得られた新しい情報は正確だし実用性があって役に立つ。(とくに焼酎の講義やセミナーのときは、ホント使える話題です。)番組としては、無駄なものを省き、わかりやすくするために、簡単な比較をしたこともわかる。だからこそあまり興味のない一般の視聴者でも納得するのだから。でも、ただでさえ苦戦している日本酒が、あれじゃあんまりではないかあ。
『発掘!あるある大事典』関係者の皆様、ぜひぜひ、『日本酒』も取り上げてくださりませ~。
同じ土俵で、日本酒のよさを知ってもらうことが一番です。日本酒応援団のワタクシめが何でもお手伝いいたします。血液検査のいたーい注射も怖がりません。
平に平にお願いつかまつりまする~~。