手軽で安全!ピンホールを使った日食観察
前回の記事『知らないと危険!皆既日食の安全な観測方法』では、観察するに際して、やってはいけない、危険なことをご紹介しましたが、今回の記事では、手軽に部分日食を観察する方法として、ピンホールの観察方法をご紹介します。画用紙など光を通さないものに小さな穴を開けて、日食中の太陽の光を観察します。穴を通って影の中に映った太陽の光は、欠けた太陽の形になっています。
ピンホールは太陽を投影するための穴です。失明する恐れがありますので、ピンホールを通して直接太陽を見ないでください。
ピンホールの穴を通った光は、下の図のように見えます。
■通常の太陽の場合 穴を通り抜けた太陽の光 |
■日食の場合 穴を通り抜けた太陽の光 (欠けた太陽の形になっている) |