<Q4>音楽のすばらしさを教えてください
<A4> 今まで幸せなことに、たくさんの歌を歌わせていただいたのですが、歌を歌う時に特に気をつけているのが、どうしたらその曲の「気持ち」を子どもたちに伝えることが出来るだろうかということです。
私の歌を聞いてくれる小さな子たちは、その曲の歌詞の意味は理解してないと思うんです。でも、メロディーをつけることによってそれを音楽として素直に感じる。こちらが、その歌の「気持ち」を込めて歌うことで、伝えたい歌詞以上のことを伝えられるような気がするんです。子どもはそれをキチンと受け止めてくれているように思います。
歌を歌う時は、楽譜に書いてあること以外に、どうやったらその歌の「気持ち」を伝えることが出来るかな? といつも考えていますね。それが少しでも子どもたちに伝わっていたら、とっても嬉しいですね。
音楽の素晴らしいところは、どんな人たちにもその曲の「気持ち」を伝えることができることだと思います。
<Q5>DVDには、子ども達が登場していますが、収録時の楽しいエピソードがあれば教えてください
<A5> 今回は「おかあさんといっしょ」時代に歌っていた歌を何曲か再度レコーディングしたのですが、当時とはまた違った気持ちで、子どもたちに伝える「気持ち」を込めて歌えたと思います。
今回のDVDは3種類出ていますが、「おうたで手あそびできるかな?」は今までの経験を生かしたものでしたし、元気な子ども達との共演ということもあって、楽しかったですね。
今回はCGのキャラクターたちとのシーンが多かったので、スタジオ収録の時は、画面に出てくるキャラクターたちの位置をイメージしながらその方向を向いて台詞を言うことが多かったんです。目線の位置が合っていなかったら撮り直しとか大変な部分もありましたけど、出来上がりを見たらうまくできてるもんだなぁ〜と…。(笑)
リトミックではインターミッションで久しぶりに被り物(カエルの)をかぶったんですけど、ちょっとサイズが合わなかったのが残念でした。今度はサイズをしっかり合わせて、パーフェクトな被り物を披露したいですね(笑)
全体的にとてもハードなスケジュールでしたが、充実した時間を過ごすことができました。
<Q6>最後に、みなさんにメッセージをいただけますか
<A6> コンサート会場に来て、親子で手を取り合って楽しんでくれている姿をステージから見ていると私も凄く嬉しく思います。またお子さんにとってご家族とコミュニケーションを取ることは、何よりも楽しいことなのかもしれませんね。
このDVDをご家庭で楽しんでいただければ、私もとっても嬉しく思います。ぜひお子さんと一緒に楽しんでくださいね!
各地で開催されるコンサートでも歌や手遊びをしていますから、このDVDを見てくれたみんなと今度は会場で直接会えることを楽しみにしています。その時はいっしょにやろうね!
今回のインタビューで、りょうこおねえさんから貴重なお話を色々とうかがうことができました。今は、あんなに堂々と歌って踊っていらっしゃるのに、子どものころは人見知りで泣いてばっかりだったなんて・・・いろいろなことがきっかけで、どんどん変わっていかれたのですね。みんなに勇気を与えてくださるお話ですね。
また、特に心に残ったお話は、ピアノが上手になる方法のお話です。お友達と一緒に弾いた時の、「ピアノが弾けて良かったな」「音楽って楽しいな」「友達のようにもっと上手くなりたいな」という思いが、ピアノの上達に大きな影響を与え、また、辛い時もお友達と励ましあったとおっしゃっていますね。
わたし達も、苦手なことに出会っても、お友達と励ましあい、逃げないで乗り越えていく人間になりたいですね。
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