どんな料理に出合えるか、それはあなたの運次第
イベントメニュー「砂漠のランチセット」。ラム肉のアラブ風ソテー、タブーリ(乾燥挽き割り小麦と野菜のサラダミント風味)、フムス(ひよこ豆のペースト)、キベ(ハラールラム肉とブルグルのコロッケ)、レンズ豆のスープ。 |
「地球ひろば」では、定期的にテーマを決めてイベントを行っているのだが、それに合わせて「カフェ フロンティア」でも、採算を度外視した期間限定メニューが登場する。店側は涙、客側はにんまりとほくそ笑んでしまうこのスペシャルメニューは、絶対にねらいめ。
ディナーも利用度が高い
「カフェ フロンティア」は、マスコミの波にあまりさらされていないようで、客の多くはJICAの職員や関係者か、ご近所にお住まいの常連ばかり。でもランチ時ともなると、席数80席がほぼ満席になるというのだから、値段と料理と雰囲気が、多くの人たちのツボにピタリとはまっている証拠なのだろう。ランチばかりを紹介したが、夜には12種類ほどの各国ビールやワインがいただけ、ランチでは登場しないレアな料理もズラリ。予約をすれば、好みに合わせてコース料理も組んでくれる(2,000円~。立食、着席によって値段は異なる)。貸し切りもでき、結婚式の2次会にも使われているそうだ。
揚げ魚と野菜をお米とともに炊き込んだセネガルの代表料理「チェブジェン」(700円)。トマトベースの赤いタイプもあるが、ここでは白タイプのみ。 |
「ここは開かれた交流の場のセンターです。食を通じて、世界とのつながりを実感したり、異文化にふれていただきたいですね。手でカレーを味わってもいいんです。世界の庶民の食事を気軽に楽しんでください。」
とおっしゃっていた。
途上国の料理を食べて、“貧しくてかわいそう”とか、“不幸”だと思うのではなく、“おいしいな”“この国ってこういう料理を食べているんだ”と、少し思うだけでもいいと思う。食は各国を知るトンネルの入り口。そこに足をついたら、そこから先どう進むのかはあなた次第。今後何かが変わるかもしれませんよ。
広尾近辺で異国料理を食べたいときは、まずは気軽に、そして迷わず「カフェ フロンティア」へ!いかが?
■カフェ フロンティア
所在地:東京都渋谷区広尾4-2-24
電話番号:03-3400-5533
営業時間:月~金 ランチ11:30~14:00(14:00LO)
ティータイム14:00~17:30
ディナー17:30~22:00(21:30LO)
土 ~18:00(17:30LO)※貸切予約があれば夜も営業
定休日:日曜、月曜
アクセス:東京メトロ日比谷線広尾駅 A3出口より徒歩2~3分
地図:Yahoo!地図情報
「カフェ フロンティア」のHP
ランチメニューはHPで紹介されているものとは異なりますのでご確認を。