タイお得意のフレッシュハーブ使いを堪能できるタイ版鶏の唐揚げ「ガイ・ホー・バイトーイ」次は、乾燥したスパイスをよく使う中国料理とは違い、フレッシュなハーブをよく使うタイ料理ならではの料理といったら、「鶏肉のバイトーイ包み揚げ(ガイ・ホー・バイトーイ)」である。バイトーイ(英名:バンダンリーフ)は、加熱すると甘い香りがするタコヤシと呼ばれるヤシの葉っぱのこと。タイでは香りづけや色づけとして料理やお菓子によく使われる大活躍のハーブである。この葉っぱに、しょうがやにんにくをいれた甘くてしょっぱいたれを鶏肉に絡ませて揚げたのが、この料理。いわばタイ版鶏の唐揚げといえるかな。タイの鶏肉料理といったら、これも紹介しなくては!東北タイ版焼き鳥「ガイヤーン」もともとタイの東北地方に伝わる料理だったのが、その美味しさと食べやすさからなのか、いまやタイ全土にまで広がり、タイを代表する料理とまでになった「ガイヤーン(東北タイ版焼き鳥)」。爽やかなレモングラスやパクチー(香菜)の根などがはいったタレに長時間漬け込んで焼き上げた、タイ版焼き鳥である。タレの味や焼き方は店によって様々で、タイ人だったら好みの店の1軒は大抵知っているのではないかな。それくらい認知度も人気度も高い料理。タイのもち米(カオニャオ)との相性がよいので、一緒にオーダーするとよいですよ。食べるときは、手で持って、豪快にガブリッと食べることをおすすめする。長くなってしまったので、とりあえず第一弾はここまで。タイの辛くない料理はまだまだ続く・・・■タイ料理は辛いばかりではない!?【2】はこちら!前のページへ123※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。