店内
カジュアルな雰囲気だから、サクッとひとりご飯も大丈夫。
メニューを見てお察しのとおり、ここは料理店というよりは、むしろ軽食がいただけるバーというに相応しい店。
店の雰囲気はいたって素朴で、席数はせいぜい12席くらい。店内ではブルガリアの商品も販売しており、時折販売業者も訪れるため、なんとなく落ち着かない雰囲気はあるが、ブルガリアの生菌から作られた手作りのヨーグルトは、この店でしかいただけないのでぜひお試しいただきたい。

手作りヨーグルトは、濃厚でコクがあり、しっとりとしていて舌触りがなめらか。ほのかに感じる酸味が、菌は生きているのだと実感させられる。
とくにブルガリアの伝統料理「スネジャンカ(ヨーグルトサラダ)」は、ヨーグルト、にんにく、ディルと呼ばれるハーブと、優しい塩味の思いがけない味の調和が新鮮。
さすがはヨーグルトの国!と思わずにはいられない。パンにたっぷりつけてどうぞ。

バラティー
紅茶にバラジャムを入れていただくバラティー。バラの花びらがヒラヒラゆれて美しい。
ところで、メニューを見て、ヨーグルトの他になんでバラジャムやジュースが?!と不思議におもわれるひともいらっしゃるかと思うが、実は、ブルガリアはバラの産出国。その品質の高さは、世界中に知られている。
ジャム、ジュースなど様々な商品があるが、なかでも香水に使われるバラ油は、なんと世界の市場の約8割を占め、毎年5月末から6月上旬に開催される「バラ祭り」には、世界中から観光客が押し寄せる。

その国を知る一番の近道は、距離や政治的背景などを飛び越えて、やっぱり伝統的な食べ物を知ることが一番!
その国が一気に身近に感じられるし、食はあらゆる文化と繋がっているから。是非ヨーグルトとともにバラティーやジャムなどもお試しを!

さて、今回ご紹介した店は、メニューがとても少なく、ブルガリア料理を堪能するには及ばないが、ブルガリア人をはじめとするフレンドリーな店員との会話を楽しめるアットホームな店だ。

大昔、ブルガリアは神様が天国の一部を与えてくれた国、という言い伝えがブルガリアにはある。
美しい自然と豊富な産物、そしてバルカン半島に位置していることから、異民族の干渉を受けて築き上げられたブルガリアの食文化は、中近東と東欧のよいところを上手に取り入れている。野菜、乳製品、ハーブをたっぷりつかうのが特徴だ。

外観
うっかりしていると通り過ごしてしまいそう。ブルガリアの国旗を目指して訪れて。
そんな魅力的なブルガリアの料理を、飛行機に乗らずして思い切り食べられる日がくるのだろうか・・・。その日を待ちわびつつ、この「ヨーグルトサン」でブルガリア料理の予習をするのもよいかもしれない。

■「ヨーグルトサン」
所在地:東京都渋谷区元代々木町3-13ハイフラット八千代102
TEL:03-5452-1540
営業時間:10:00~18:00 
定休日:日曜・祝日(臨時休業あり)
交通・アクセス:小田急線代々木八幡駅より徒歩3分または東京メトロ千代田線代々木公園より徒歩4分
地図:Yahoo!地図情報


ブルガリアのあらゆる文化が堪能できるイベント情報!

ブルガリア料理をいただきながら、歌や踊り、観光案内、ローズオイルをつかったアロマテラピー講座、ブルガリア物産品の展示・即売などを行うイベントがあります。

日時:2月26日(日)11:00~16:00
場所:六本木 ホテルアイビス
参加費(食事代):¥1500
定員:100名
予約・お問い合わせは、コチラの匠人が設計する旅(03-3572-5899)へ。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。