大人の焼鳥

外観。
黒が際立つ「市松」の外観。
「焼鳥屋」といえば、会社帰りのサラリーマン達にとって憩いの場ともいえる、オトコたちにとっての聖地。会社の愚痴や仕事観を同僚と語り合いながら、焼き鳥と酒を愉しむ時間は、サラリーマン人生の醍醐味でもあるでしょう。

しかし、今回御紹介するお店は、そんな従来のイメージなど全くなく、女性にこそオススメしたい、次世代の焼鳥屋ともいえる一軒なのです。

その名は「焼鳥 市松」。大阪一の高級飲食店街である北新地の西の端、四ツ橋筋から西へ数歩入ったビルの一階にあります。

キタエリアとはいえ、北新地エリアといえば、女性率の高さは言うまでもなく、普段から北新地の高級店に行き慣れている舌の肥えた淑女ばかり。そんな北新地の紳士淑女の舌をも唸らせる魅力は、大将の竹田英人さんが生み出す、秋田の比内地鶏を使った「鶏懐石」ともいえる個性的な料理世界にあるのです。

価格は、夜の5,000円コース一本のみ。料理については後述しますが、一皿目の「肝のブリュレ」から〆の「チキンラーメン」、オトナ向けデザートまで、焼き鳥というジャンルを超えた創作世界は、どの料理からも唯一無二の魅力を放ち続けています。

コース5,000円より


肝のブリュレ
肝のブリュレ。
肝のブリュレ
一皿目に登場したのは、なんと「肝のブリュレ」! しかもバゲットと合わせて供されます。ブリュレは「鳥の肝」と「玉葱」をじっくりと煮込み、それを裏漉しして、香ばしくブリュレ(焼き目)したもので、これがとっても甘くてコクのある味わいなのです。これはホント傑作! それにしても、スタートからフレンチのような一皿ということもあり、これからのコース料理にドキドキ感が膨らみます。

次ページでは、コース料理の続きを御紹介します