Q1.妊娠すると体質が変わるような気がしますが、妊娠中花粉症になりやすくなるというようなことはありますか?
A
妊娠中は女性ホルモンの変化によって鼻粘膜のうっ血や浮腫がおこりやすくなり、花粉症の症状が悪化することもあります。
また、妊娠、出産を期に花粉症を発症することもあります。
また、女性の花粉症患者は妊娠、出産時期と重なる 20代が最も多いといわれています。
Q2.妊婦さんの花粉予防策として、どのようなものがありますか?
A
基本的にステロイド剤、抗ヒスタミン薬等の内服薬は処方されない医師が多いようです。健康食品、漢方等による体質改善による予防方法もありますが,即効的な効果は望めないと思われます。
そこで、うがい、手を洗う、マスク、メガネ、布団や洗濯物は外に干さない、花粉を払ってから入室する、こまめに掃除をするなど物理的に花粉を吸入しない、付着させない方法が現状の予防策です。
妊娠中に花粉を吸入しないことは、母親の花粉症症状の軽減だけでなく、胎児へのアレルギー体質の重症度にも影響されるといわれています。
妊娠中は、できるだけ花粉を吸い込まない、付着させないようにすることが最善の予防策だと思われます。
「花粉症だか風邪か、病院に行った方がいいのか、まだ行かなくっていいのか、迷うんだよね~」と思った方は、次ページへ