赤ちゃんの名前に使える漢字が増えるかも。 |
今まで使えなかった漢字が、赤ちゃんの名前に使えるかも?
現在は、人名に使える漢字は2232字(常用漢字表の1945字、人名用漢字別表の287字)。これに578字を追加しようという案が、法務省の諮問機関、法制審議会から出されています。
この答申が通ると、苺(いちご)ちゃん、舷(げん)くん、林檎(りんご)ちゃん、燕(つばめ)ちゃん、蟹(かに)ちゃんなどの名付けも可能になります。
追加される578漢字案は
こちら(←pdfファイルなので、開くのに時間がかかる場合があります)
出版物上の出現頻度数や追加の要望も考慮
この578字の選定基準は、出版物上の出現頻度数、追加の要望の有無・程度などを総合的に考慮したものとのこと。要望が多かったとされる「芭」「庵」「撫」「蹴」「鷲」などが追加されています。
しかし、「漢字の意味(人名にふさわしいか否か)については一切考慮しなかった」とのこと。
ということですから、「赤ちゃんの名前としてふさわしい漢字なのか」というと、あまり良い意味を持たないような漢字も含まれているので、もうちょっと意見交換が必要かもしれません。
でも、一生懸命に考えた名前が、それが認められていない漢字だと言うことで受理されないということも少なからずあるわけですから、選ぶ範囲が増えるのは、いいことだと思います。
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