二人で音楽を共有したい!
携帯型オーディオプレーヤーは便利ですが、ヘッドホンでのリスニングが基本です。二人で出かけるような際は、それぞれが別々の音楽を聴くこともためらわれますし、結果、オーディオプレーヤーを使えない、あるいは使わない……という方が多いのではないでしょうか?そこでオススメしたいのが、アダプターを使った音楽の共有。同じ音楽を聴きながら散歩したり、電車やバスで、流れる風景を楽しんでみてはいかがでしょうか?
実は、とても簡単な方法で、音楽が共有できるのです。その方法とは? 注意点やコツをご紹介しましょう。
まずはアダプターを入手する
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オーディオプレーヤーの場合、直径が3.5mmのステレオミニプラグが基本で、ステレオミニプラグ(オス)→ステレオミニプラグ(メス)x2の変換アダプターが適します。
このアダプターはそれ程特殊なものでなく、各メーカーから発売されていて、大型量販店では店頭に並んでいるケースが多いでしょう。
■注意
オーディオプレーヤーとヘッドホンがセットの製品で、ヘッドホンケーブルに操作部(再生、停止、スキップ、音量調整機能)が内蔵されている製品の場合、アダプターや延長ケーブル類を使用すると、操作機能が働かなくなります。
音量の調整方法
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異なるヘッドホンを使用する場合、ヘッドホンからの音量は二つとも同じになりませんので、調整が必要になります。
そんな時は、音量調整機能が付いた延長ケーブルを利用すると良いでしょう。
同じヘッドホンを利用すれば、ヘッドホンからの音量は二つとも同じになります。よほど音量の好みに差がない場合、個別の音量調整は不要でしょう。
■注意
音量が調整できるのは、ダイヤルやスライド式のものに限ります。オーディオプレーヤーとセットで同梱されている電子式(ボタンで本体の音量を上げたり下げたり遠隔操作するタイプ)のものは、音量調整が効きません。
音量調整のコツ
音量の異なるヘッドホンを使用する際の?量調整には、音量調整機能が付いた延長ケーブルの使用をオススメしましたが、1本あれば大丈夫です。調整の方法をご紹介しましょう。- 2分岐アダプターとヘッドホン2つを接続して耳に装着し音を出す。
- 本体の音量を通常聴く程度に設定し、音が大きく鳴るほうを調べる。
- 音が大きく鳴る方のヘッドホンとアダプターの間に、音量調整機能付きケーブルを追加する。この際、本体とケーブルの両方で音量は最小に絞っておく。
- 音が小さい方のヘッドホン(音量調整ケーブルがない方)の音量が適切になるまで、オーディオプレーヤー本体の音量調整を使って音量を上げる。
- 最後に、音が大きい方のヘッドホンに加えた延長ケーブルの音量を徐々に上げて行き、適当な音量に調整する。
2台のヘッドホンを使うときの注意
今回は一台のオーディオプレーヤーに、手軽に2台のヘッドホンを接続する方法をご紹介しましたが、この方法では、オーディオプレーヤーの電池を通常よりも早く消耗します。また、音量を上げすぎると、オーディオプレーヤー本体が無理をして故障する可能性もあるので、あまり大音量で長時間使用しないよう注意してください。大音量で聴きたい場合は、別途ヘッドホンアンプなどの追加をおすすめします。