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小さな恋人「さくらんぼ」(2ページ目)

その昔、さくらんぼは黄色だったそうな。しかし現在は真っ赤な「佐藤錦」が大人気。とってもおいしいそうです。特に、赤くて大きいのが。。。でも高いんですよね。赤くて大きいのが。。。

執筆者:橋 道裕

さくらんぼの生産地域

さくらんぼの栽培は、平均気温11~13度が最適とされており、栽培の南限が山梨県と言われています。また甘くするには寒暖の差が必要で、風もあまりない所が良いとされています。日本でのさくらんぼの生産は山形県が圧倒的で、全国の75%ほどを生産しています。

■さくらんぼの収穫量マップ
1位山形:14,800t、2位北海道:1,500t、3位青森 1,420t、山梨、秋田、福島
北海道でもさくらんぼは採れるんですね。

全国の収穫量は約2万トンと、りんごの93万tやみかんの130万トンと比べて、さくらんぼは圧倒的に量が少なく、雨に当たると割れるなど栽培にも手間がかかるため、価格は高いものとなってしまっています。

また、さくらんぼは、傷みやすく、常温では3日ほどしか持ちません。ハウス物はもう少し日持ちがいいようですが、温度変化に非常に弱い果物です。市場への流通が容易ではない事も高価になっている要因の一つなのです。


■おうとう(さくらんぼ)の栽培面積・収穫量の推移(グラフ)

そんな、私にとってはあまり食べたことのなかったさくらんぼでしたが、全国で約4,200haの栽培面積があり、りんごみかんなど他の果樹が減少傾向にかかわらず、面積が増えている果物でもあるのです。それは、輸入されるさくらんぼに負けずに、日本品種が頑張っている証拠なのです。


 次にそのとっても頑張っている日本のさくらんぼの種類について調べてみます。
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