末っ子気質の人と末永く付き合うための3つのポイントとは
末っ子気質なパートナーとうまくやっていくには?
とはいえ、同じ末っ子でも兄弟の人数や異性の兄弟がいるか、同性の兄弟がいるかでもその影響は変わってきますし、兄弟仲や年の差、親の教育方針などの環境によっても、変わってくるでしょう。
ですから、すべての末っ子がこうだ、という断定はできませんが、今回は上の兄弟がいる末っ子にありがちな気質について、傾向をまとめたいと思います。
<目次>
末っ子気質の人は甘えん坊で要領がいいタイプが多い!?
3人きょうだいになるとその特徴はさらに如実になる!?
長子には大きな期待を抱き厳しく育てる反面、末っ子は伸び伸びと自由に育てたい、などと甘やかす身勝手な親も少なくありません。
また、末っ子の面倒を長子に見させたり、兄弟でいたずらなどをしても長子だけに責任を追求し、末っ子は長子の影に隠れてしまう、ということもあります。そうすると、末っ子は家族の中で守られている存在となるため、甘えん坊になってしまいがち。
一方、末っ子にとっては常に先を行く長子が羨ましくてたまりません。
たとえばお小遣いの額や門限時間の延長など、親が大人扱いをし始めるのは長子から。それを目にしている末っ子は、少なからず妬みを抱きながら育ち、長子と張り合おうとしたり、追い抜こうとしたりするわけです。
そのため、末っ子は年上に対しても生意気な言動に出たり、人に対して競争心を抱きやすい性格の人が多いと言えるでしょう。
さらには、思春期の親への反抗や、受験、就職活動、結婚など、人生の節目的行事を最初に経験するのは大抵長子で、末っ子の場合は長子のやり方を側で見ることができます。
ですから、同じように真似たり、長子が失敗すれば別の方法を選んだり、自然と学習してしまうのが末っ子。そのため、周囲を観察して要領よく振る舞うことに長けている人も多いでしょう。
末っ子気質は生意気な甘えん坊を可愛がれる、姉御&兄貴分の人がベスト
末っ子気質には、どのような傾向があるのでしょうか
こうした末っ子気質には、同じ末っ子気質は合いません。面倒見がよく寛容な、姉御肌の女性や兄貴分の男性が好相性です。つまり、末っ子気質と同じ土俵で闘わず、手の平の上で転がしてくれる人のこと。ちょっと生意気な年下を可愛いと思う人は、男性にも女性にもいるものです。
末っ子気質の人は、そういった姉御&兄貴気質の人をうまく見つけて懐に入り込む性質も持ち合わせているます。しかも、そういった人を見つけると、末っ子は個性を伸ばし、上手に甘えることもでき、けなげで可愛らしい一面を見せることができ、まさにWIN-WINの関係になれるのです。
末っ子気質の競争心を上手にコントロールする
もう、これだから末っ子は!
末っ子が敵対心を持っているときは、自分自身の過去と未来を比較させるなど、他人ではなく、基準を自分の中に持ったほうがいいと、優しく諭せる人がベストなパートナーでになれます。
また、末っ子の競争心を上手にコントロールするためには、鞭よりも飴が有効です。叱られたり厳しくされることで伸びるタイプは長子に多く、末っ子は誉められて伸びるタイプが多いと言えるでしょう。
末っ子気質の要領のよさがずる賢さだった場合は、要注意
周囲を観察し、要領よく振る舞うことができるのは、末っ子によく見受けられる傾向です。もちろん、要領がいいことは決して悪いことではありませんし、恋人やパートナーになれば、それに助けられることもあるでしょう。
しかし、要領のよさをずる賢く感じてしまう場合は、注意が必要です。たとえば、何かを成し遂げたり、手に入れたりするために、自分は苦労をせず人を利用してしまう、こつこつと努力するよりも、要領よく賢く立ち回る方が得だと考えている……などでしょうか。
そういう性格の片鱗を感じた場合は、恋人であるあなたも利用されることのないよう、注意が必要です。たとえ要領が悪くても、人が回り道して苦労しながら努力し続ける姿は美しく尊いもの。その過程から、結果以上の価値を見出すことだってあるのです。
利用されるのではなく協力してあげる、と思ったとしても、それが末っ子気質の恋人のためになるのかどうか、考えることも大切かもしれません。
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