『ウォーターボーイズ』の舞台、県立川越高校

個人を尊重し制服もなく、自由でのびのびとした校風の埼玉県立川越高校

個人を尊重し制服もなく、自由でのびのびとした校風の埼玉県立川越高校

1899年に埼玉県第三中学校が設立。のち埼玉県立川越中学校となり、戦後に現在の埼玉県立川越高校となる。創設以来男子校として伝統を守り、2009年で110周年を迎えた。

教育目標に「人格の完成をめざし、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた、心身ともに健康な生徒の育成」を掲げる。2009年度の努力点として「学力の向上と進路指導の充実」「体力の増強と体育・スポーツの奨励」など11項目を設定し、文武両道の教育を実践。

部活動は全員加入制で、生徒は熱心に取り組んでいる。運動部は国体や県大会など例年数々の大会で活躍する弓道部をはじめ、陸上競技部、ソフトテニス部、水泳部、サッカー部、バドミントン部など運動部の多くが県大会、全国大会で活躍。文化部も県学校新聞コンクールで優秀賞など例年数多くの賞を獲得する新聞部、埼玉県理科教育研究発表会で優秀賞を受賞した物理部、国際地学オリンピックで全国第5位の地学部のほか、古典ギター部、吹奏楽部、弦楽合奏部、放送部、英語部など各部が大会やコンクールで好成績を獲得している。

学校行事も盛んで、すべて生徒主導で行われる。なかでも有名なのがくすのき際(文化祭)。その名の由来は、高校の歴史と同じ樹齢100年といわれる正門前の2本のクスノキだとか。このくすのき祭で披露される水泳部の恒例演技「男子シンクロナイズドスイミング」がモデルとなって2001年に制作された映画『ウォーターボーイズ』が大ヒット。川越高校の名を全国に知らしめた。

個人を尊重し制服もなく、自由でのびのびとした校風。活発で自ら学ぶ意欲と行動力のある男子生徒に適した学校といえよう。