小さかったあのころは、大好きな男の子にイタズラのひとつやふたつもしたはず。いま一度、挑戦してみては!?
「イタズラを仕掛けるのは好きかもしれない」
いたずらする女性に本命男性は心を奪われてしまう?
詳しく聞いてみると、彼女の言うイタズラとは程度も種類もさまざまであることが判明した。たとえば、ときめく男子との出会いの場面。飲み会で隣に座っていた彼と近づきたい時――。お互い好感を持っているのを感じたものの、まださほど距離がつまってはいない。そんな時、彼女は彼が向こうを向いているスキに肩をポンポンと叩いて、振り向いたところで、人差し指を突きだして、ほっぺにムニュっとしたのだという。
……って、中学生レベルのイタズラ?
同じお酒好きとして、そのノリはよーく分かりますが。
とはいえ、相手の男子は驚きつつも相好を崩し、すっかり距離は縮まったのだという。
付き合うか微妙な時期でのデートにて、彼女が意中の彼とオシャレなバーで並んでしっとりと飲んでいた時のこと。彼女は途中で席を立ち、突然、まったく違うドレスに着替えて出てきた――。想像するだけで、かなりおかしい。
いたずらをする女性心理は?
彼の笑いのツボをつくこと。彼と自分の関係性でOKなイタズラ。笑えるイタズラを考えられることは、愛情のバロメーターにもなります
ほかにも、いたずらメールを送ったり、彼のカバンにトカゲのおもちゃを入れておいたり、彼の海外出張先に先回りして現れたり……。話に聞いていると、「ほんと、大丈夫?」という感じなのだけれど、ほとんどハズしたことはないという。
彼女の行うイタズラは、種類もスケールも多種多様だけれど、その根底にあるのは、愛とサービス精神だからだと思う。
本命男性を驚かせたいし、それ以上に喜ばせたい
「驚かせたいし、それ以上に喜ばせたい」その一心で、彼女は好きな人にイタズラを仕掛ける。恋愛は、日常の中にある、非日常。何が起こるか分からない偶発性こそが、醍醐味のひとつ。だからこそ、マニュアルや台本にはないようなハプニングをアドリブでどんどん起こしたいのだと彼女はいう。
いたずらを仕掛けるにも相手のタイプはきちんと見るし、ふたりの関係性の進行具合も把握する。心底、嫌がられるようなことはしないし、 ネガティヴな悪戯は決して仕掛けない。(エイプリルフールのウソと一緒ですね)
驚きつつも、無邪気に笑えて、最後には愛の温かさを感じられるイタズラがいい。
自分から仕掛けようとする行動力、そして、それを心から楽しむ精神が生み出すイタズラ。それこそが彼女が愛される秘訣なのだと改めて。
本命男性との恋愛が「駆け引き」で成り立った時代はもうおわり
『ルールズ』的恋愛は熱が冷めれば終わるもの。いま、恋愛は関係性を育むことにシフトしていっています。
一見、尽くすタイプの女性でも「してもらうこと」を求めて尽くしたりする人が多い。だけど、彼に愛されることが目的になるほど、その愛は、遠のいていくもの。
何より自分の力ではコントロールできない相手の愛や奉仕を期待していると、いつまでたっても安定できない。好きな彼には、何も求めず、自分からしてあげる、仕掛けていくことを楽しめる女性は魅力的だし、長い目で見て愛され続けるに違いない。
今日、彼のカバンにトカゲのおもちゃ、入れてみます?
【関連記事】