【編集部からのお知らせ】
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記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました
何度恋をしても、どうにも幸せな恋にたどり着けない、似たような失敗ばかりして恋愛が巧く行かない人には、上手くいかないなりの理由がある。それも、自分の中にある。

昨年、発売した私の著書『Love リノベーション』では、望むとおりの恋愛・結婚をするためには、経験を積んでいるうちに、いつの間にかボロボロになった自分の心や、ガチガチに固まってしまった固定観念、サビついた悪い恋愛パターンを見直し、改修すること――を提案しました。

では、自分の中からどんな風に原因を見つけ出し、改修すればいいのか。
そのヒントは、自分の過去の恋愛遍歴にあると思う。

今の自分(現状)は、過去の恋愛すべてが積み重なった結果である。

今の自分を把握することから、恋愛は始まる

真面目で人に好かれてきた女性ほど、既存の価値観や結婚観に縛られ、自然に振舞えなくなっているもの
たとえば、結婚願望が強いM子(33歳)は、いいなと思う男性が現れると、毎回、食事に誘われるところまではこぎつけるものの、毎回、3回めまでしかデートが続かないという。相手の男性は、弁護士もいれば、公務員もいたし、草食系もいれば、軽いノリのモテ男もいたという。「相手に共通項がないから、フラれる理由が分からないんだよね」とM子。たしかに、それだけでは分からない。理由を探るべく、他にもいろいろ質問を重ねてみることにした。

「その中で本気でいいなと思っていた人はいたの?」
「……その時々は、みんな本気でいいなと思っていたけど」
「その人たちのどういうところに惚れたの?」
「うーん………(しばしの沈黙)。見た目もまぁ好みだし、安心感があるし、あと職業も安定もしているし」

世間的にイイ男とされる条件をあげつらうものの、いまいち、彼女が惚れる男像っていうものが伝わってこない。とはいえ、毎回、彼女なりに本気は本気だし、なかなか上手くいかない苦しみを味わっている。スッキリしない問答を続けているうちに、「今思えば、どの人もしっくり来ていなかったかもしれない」とM子。一緒にいても会話が続かなかったり、自分の本心が話しづらかったりしたのだという。

「え? じゃあ、何で本気で惚れたの?」

私の素朴な疑問に、沈黙するM子。しばらくして再びM子に会うと、「結婚願望が強すぎて、相手の本質を良く見ていなかったんだと思う」と、自らの分析結果を告げてくれた。

一刻も、早く結婚したい。安定している世間的なイイ男と結ばれたい。そう思う気持ちがバイアスになって、恋愛相手を選ぶ目を曇らせていたのだ。
「相手に好かれたいと思いすぎて、自分の言いたいことが言えなくなる」というのも、問題だ。恋愛対象の男性だからといって、自分の思った事が言えなくなるのはエゴであり、依存心なのだと思う。M子は、私との何気ない会話の中で、それを自ら導き出した。