顔を見ない方が仲良くなれる不思議
暗闇の中、顔が見えないほうが仲良くなるのが速い! |
その後に地上に出てきてチームごとに懇親会を行い、最後にカップリングを行う。
記念すべき第一回目の参加者は、男女計80名。参加者は事前に行われた100問アンケートに応え、その回答をもとに、相性を見て、カップリングが成立しやすいようにチームを組んだらしい。
私は、ラスト近くの組に参加。まずは、明かりのもとでメンバーが集まり、軽く顔を見合わせただけで、さっそくスタート。完全な暗闇に入る前に、まずは薄闇スペースで視覚障害者であるアテンドに出会い、それぞれが簡単な自己紹介をする。暗闇の中では容姿も、肩書も、年齢すらも意味がなくなるから、大仰な自己紹介は必要ない。
本名ではなく、それぞれ、自分が呼んで欲しいアダ名だけを告げる。みんなテレながらも、小学校くらいの時に呼ばれていたであろう、ちょっと可愛いアダ名を名乗りだすのが面白い。(ちなみに私の下の名前は、ガイド=ヨシレイなので、“レイちゃん”と呼んでもらいました)
この時点で、すでに、みんなの顔すらも忘れ気味なのに、声とあだ名だけで全員を判別できるのか――。最初は心配していたけれど、不思議なことに、暗闇に入ると倍速で覚えてしまった。
いよいよ、暗闇婚活がスタート!