留学希望者、海外大学受験に対応した指導も
50分授業で6時限まで。さまざまなバックグラウンドを持ち学習状況も異なる生徒に対応するため、多くの教科で到達度別の授業を実施し、丁寧に指導。5~25名の少人数クラスで教員と生徒、生徒同士が活発に意見を交わし、異なる価値観や発見、疑問などをやりとりするなかで、教科書を超えて発展的な学習も行われる。数学・英語は4段階別の授業。英語の最も高いレベル4の授業は英語のみで授業が行われ、初歩的な論文の書き方やディスカッション、校内スピーチコンテストなどによって力を強化。国語も現代文・古文・漢文・国語表現などそれぞれの科目に適したレベル分けにより、きめ細かく指導する(国語のほかに日本語の授業もあり)。
英語以外の外国語の選択科目としてフランス語、ドイツ語、スペイン語を設置。高3は政経、体育、英語、情報など数教科を必修とし、あとはすべて選択科目となる。国内大学受験のほか、留学希望者の海外大学受験に対応した指導も行う。
国際基督教大学高校の大学進学実績
付属大学への推薦枠は80名(学年の3分の1)。国内外の他大学への進学者が多い。国公立では一橋大・東京学芸大各3名、東大・京都大・筑波大・東工大・千葉大各2名など。私立では国際基督教大97名、早稲田大61名、慶應大47名、上智大52名、東京理科大22名、明治大19名、立教大18名など。(以上2010年度)過去10年間の海外大学進学先として、アメリカ、イギリス、韓国、オーストラリア、カナダ、スペインなどの各大学がある。