多様性に富む生徒の構成、国際基督教大学高校

各高校、生き残りをかけて特色を出すことに腐心している

各高校、生き残りをかけて特色を出すことに腐心している

日本のキリスト教信者たちによって1949年に設立された国際基督教大学。三つの使命として大学が掲げたのは、国際性への使命、キリスト教への使命、学問への使命。この理念のもと、国際的に開かれた学校として1978年に高校が開校した。

高校の大きな特色は生徒の構成。生徒数730名(男子259名、女子471名)のうち、約8割が帰国生。その在留国・地域も北米・南米、欧州、アジア、中東、アフリカと実に世界57カ国に上る(2010年度)。

教育方針は「新しい出会いと発見」「一人ひとりを大切にする教育」「世界平和への貢献」。国内生も含め、異なる文化で生活してきた生徒たちが出会い、ともに学び、「新しい価値観と文化」を発見する場となること。生徒を尊重し、型にはめるのではなく生徒の特性を生かすようきめ細かい教育を行うこと。「世界平和に貢献する大学」を理想として戦争直後に設立された国際基督教大学と同じく、高校においても隣人愛と思いやりの心をはぐくみ、世界平和に貢献できる人を育てること。——こうした教育方針により、世界各地のさまざまな分野で活躍する卒業生を輩出。校舎は武蔵野の雑木林の姿をとどめる緑豊かな大学キャンパス内にあり、7万6000平方メートル、東京ドームのおよそ1.6倍の敷地。校風は明るく開放的。好奇心旺盛で活発な生徒に適した学校。

1学年6クラス・40人学級。一般生と帰国生が一緒のクラスで学ぶ。