高校受験/高校受験の学校情報

早稲田実業学校高等部(3ページ目)

創立100周年を迎えた2001年には早稲田から国分寺の広大な敷地に移転、02年より中等部・高等部とも男女共学となって再スタートを切った早稲田実業学校高等部。伝統と新風のなかで早稲田大学とともに、さまざまな教育改革に取り組んでいる。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

 

早稲田実業学校高等部の入試傾向

推薦入試は1月22日(2011年度)。募集人数は男女合わせて60名(スポーツ・文化分野50名、指定校10名)。選抜は課題作文と面接(本人のみ)。中学1・2年の学年評定および中学3年12月末現在の全必修教科の評定の合計が94(5段階評定で平均3.5以上)で、評定の「1」を含まない者など受験資格の規定がある。

一般入試は2月10日(2011年度)。募集人数は122名(男子81名・女子41名)。入試科目は国・数・英。国・数は各60分、英は70分。各100点。2010年の合格最低点は男子186点、女子190点。

推薦入試の倍率について、2010年度は男2.5倍、女2.3倍。例年男子のほうが倍率が高い。2010年度の男子の合格者は39名、女子は20名。一般入試の倍率は、2010年度男子は3.0倍、女子は3.9倍。一般入試では例年女子のほうが倍率が高い。合格者数の少ない推薦よりも一般に賭ける女子生徒が多いことがうかがえる。倍率は男女ともこのところ低下傾向。以前の4倍前後という高倍率を敬遠してのことだろうが、今以上には下がらないだろう。

慶應義塾女子高、早稲田大学高等学院(男子校)、桐朋高(男子校)、明治大学附属明治高(共学)などの併願者が多い。

早稲田実業学校高等部の学費(2009年度)

  • 入学金 300000円
  • 年間授業料 444000円
  • 施設設備資金 312000円
  • 教育充実費 16800円
  • 生徒会費 9600円
  • 父母の会入会金 2000円
  • 父母の会費 12000円    
  • 初年度納入金合計 1096400円

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます