料理好きな草食男子とは一線を画し、男気のあるコメントが飛び出す。 |
ガイド西郷:つまり、「その夢の裏で犠牲になっているのは私よ!!」って気付くということですね。
滝村さん:男は夢を語りやすい生き物でもある。その時に、相手を見極めるための究極のポイントは、彼も彼女の夢を知っているか、そして、彼女の夢を男は実現しようとしているか?ということ。
今までは、男女のバランスが悪くて、男性の夢を支えるために、女性がいた。でもこれからは、男女共同参画社会となり、子供が産まれてからも女性が社会復帰する時代になる。だから今までは、男の夢のために女性が犠牲になっていたことも多かったけれど、「男性の夢を達成するのと同時に、自分の夢も達成したい!」という女性はたくさんいる。自分の好きなことや、才能でやれることとかね、ボランティアかもしれないし、社会活動かもしれない。そういうことをパートナーが知っているかどうかは、とても重要な視点になる。
男性が「俺は会社を起こしたいんだ!」という夢を持って、家族が支える。そして、今度は妻が同じようなことを言った場合に「俺が会社立ち上げるのに、お前が俺を支えなくてどうするんだ!」ってことになっちゃう。
夫婦がお互い自分の夢を実現するのを手助けをしたい。 |
滝村さん:妻は、「今まであなたのことは、私はハイハイって聞いてあげていたのに、今度は私の夢には手助けしてくれないわけ?」と続くわけです。そして、夫は、「それは俺は男だから。」と言ったら、どうです? 説得力ないでしょう?
パートナーに、「俺の夢はこうだ!」と語ったら、次にお前の夢はなんだ!と聞き、「よし俺の夢も叶えるけれど、お前の夢も叶える!」そういうスタンスじゃなきゃ。
ガイド西郷:おぉ!それはすごい!でも、夫婦ともにお互い夢を実現したいという気持ちがあって初めて、それをサポートをする一貫で、家庭内の仕事や役割も柔軟に分担しようと思えるわけですね。