旦那の元カノの写真を発見……見たくないけど、見てしまった!
今は自分のパートナーであり、昔の写真なのはわかっているのに、どうしてイライラしてしまうのでしょうか?
彼にとって、自分が初めて付き合った相手ではないことは百も承知。過去の恋愛経験があるから、「今」の優しい彼がいる。そして、彼にも過去があるように自分にも、その過去がある。
そんな当たり前のことは、頭では分かっていても、実際に元恋人の写真を見つけてしまった時は、穏やかな気持ちではいられないかもしれません。
「なぜわざわざ取ってあるの?」
「どうしてこんな所に置いてあるの?」
……いろいろな不安や嫉妬の言葉が、あなたの心をざわつかせます。
<目次>
彼や元カノへの怒りは、あなたの「不安」を表しているかも
不安を怒りに変換して彼にぶつけてしまっているのでは?
「怒り」は時に陰に隠れた「不安」を表すもの。
今の関係が不安定であれば、元カノ写真の発見事件は、二人の口論につながる場合があります。
「私のことを大切にしないのに、なぜ過去の女性の写真を大事にしているの!?」
「まだ好きなわけ? 未練があるの? そうじゃないなら、なぜ大事にしているの!?」
彼に問い詰めたいけれど、二人の仲が良くない時は、余計に関係をこじらせてしまうかもしれません。
「切り替え」と「物の保存・処分の考え方」は必ずしも一致しない
よく男女の過去の恋愛の整理の違いを、「女は上書き保存。男は別名で保存。」と言ったりします。一般的に女性の方が、過去の終わった恋愛からの切り替えが早く、次の恋に進みやすいような傾向は、まわりの友人たちを見ていても当たっているような気がします。
しかし、その「切り替えの良さ」と、「思い出の品の保存・処分の考え方」は必ずしも一致しないようです。次の恋に進みやすい女性だって、未練とは関係なしに、昔の恋人との写真を大切にしている人もいました。
過去の思い出の整理の仕方は人それぞれ
残す思い出、残さない思い出を区別する。
しかし、厄介なのは、一人は未練を断ち切るために、過去の思い出の品は処分するタイプで、もう一人相手が大事に保管するタイプの場合は、トラブルに発展しやすいかもしれません。でも、過去の思い出の整理のしかたが異なっても、気持ちの整理ができていないとは限りません。
どちらにしても、元カノの写真を発見して、気になって見過ごすことができない場合は、とにかく彼と話すこと。黙ったままイライラをぶつけると余計関係が悪くなります。
しかし、話す前に自分が何を確認したいのかを整理しましょう。
ただ怒りだけを表現するのは得策ではありません。「過去の思い出」の扱い方、それに伴う彼の気持ちなど、自分が不安に思っていることは心配ないかを確認するように質問してみましょう。そして、彼も彼女が心配していていることから解放させてあげるように説明してあげてくださいね!
カップルの状況によって違う、「元恋人の写真どうすべきか」?
あなたの気持ちや過去の思い出の扱い方についてなど、お互いの意志確認を。
しかし、その「今」が揺らいでいるカップルにとっては……危険なアイテム。
1.あなたがパートナーを心から愛しているという確信がない場合
2.あなたがどんなにきちんと愛情表現をしても、パートナーが「一番愛されている」と理解してもらえないような関係にある場合
上記の2ケースに当てはまる場合は、話し合っても相手を説得するのは難しい状況です。元恋人の写真は、相手の眼に触れるところには絶対に置かないように気を付けてくださいね。
さらに言えば、パートナーと住む家には、過去の恋愛に関するアイテムを置かないのが理想。
未練がなくてもパートナーが偶然発見した時に、良い気持ちはしないだろうことを考えて、それなりの配慮は必要です。
とはいえ、多少のトラブルは共同生活にはつきものです。冷静に話し合って対処できるように、日頃から信頼関係を築いていきたいですね。
さらに言えば、元カノの写真を見つけても、「あなたの過去は尊重する。だって私にも同じように大切なものはあるもの」と思えるような、スマートな女性になりましょう!
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