スイスの夏(6~8月)
アルプスの名峰をバックに、アルプホルンの音がこだまする
日中の気温は30℃くらいまで上がり、半袖一枚で過ごせる日が多くなります。ただし朝晩や雨の日などは寒くなるので、長袖のシャツにウィンドヤッケなども必要。ユングフラウヨッホなど、標高3,000mを超える展望台では、夏と言えどまだ雪と氷の世界です。セーターやウィンドヤッケなど、重ね着で寒暖を調節できる準備をしていきましょう。
寒くなれば着込み、暑くなれば背中のザックに入れる……これがスイスを旅行する時の基本スタイル。できれば着脱が楽にできる服が便利です。紫外線も強いため、日焼け止めクリームとサングラスもお忘れなく!
2011年、スイスの夏の祝日
- 6月23日:聖体祭
- 8月1日:スイス建国記念日
スイス中央部、ルツェルン湖近くの3つの州が同盟の誓いを交わした日が1291年8月1日。スイス連邦の始まりとなったこの日を記念して、8月1日はスイス建国記念日となっています。現在はスイス各地で式典やパレード、花火大会などが開催されます。特にドイツとの国境付近にある「ラインの滝」に上がる花火は人気で、毎年多くの観光客を集めます。
2011年、スイスの夏の主なイベント
■モントルー・ジャズフェスティバル画像提供:スイス政府観光局
過去の参加アーティストの中には、マイルス・デイビス、サンタナ、ボブ・ディランなど、名だたるメンバーが名を連ねます。開催期間中はどのホテルもかなり混雑するので、早めの予約が必要です。
開催日:2011年7月1~16日
■ジュネーブ・フェスティバル
ジュネーブで開催される夏祭りで、世界中から約200万人の観客を集める一大イベントです。市内各所で120回もの無料コンサートや航空アクロバットショー、ミス&ミスタージュネーブ大会など、面白いプログラムで一杯。そしてハイライトは、夜のレマン湖に盛大に上がる花火です。開催期間中、時間帯によっては市内の交通が規制されるため、バスやタクシーでの移動は時間の余裕を見ておきましょう。
開催日:2010年8月4~14日
■ルツェルン・フェスティバル
コンサートホールは1800席
開催日:2011年8月10日~9月18日