気のない彼『そんな彼なら捨てちゃえば？』(3ページ目)

「例外」になるための唯一の方法

彼から電話がこなくて傷ついても、男のサインを読み間違えて恥をかいても、恋することを諦めないジジ

映画の中でジジは、恋人を求めるあまり「いいな」と思う相手がいると、相手のサインなどおかまいなし。「この人こそ運命の人！」だと思い込み、電話がなかったり気のない返事をされても「自分だけが例外」になれると暴走（妄想）するタイプでした。

恋愛に明確な答えなどはないけれど、相手の気持ちや状況も考えずに自分の理想だけを押し付けてもいい関係は築けないのです。それが恋愛の法則だと映画は教えてくれます。お互いにとって特別な存在を見つけることが「例外」になる唯一の方法なのだと気づかせてくれるのです。

時にはいったん関係を断ち切って前進することも必要

生真面目で嘘が大嫌いなジャニーンは誠実であることを求めて彼を追いつめてしまい…

また、無理をしてもうまくいかない相手との関係を悩み続けるのであれば、時にはいったん関係を断ち切って前進してもいいんじゃない？　無理することをやめると意外と道は開けるよ、と明るく励ましてくれるエッセンスも散りばめられています。

例外を求めるなら、基本やルールもしっかり学んでおきましょう。そして、恋する勇気をくれる映画を見て、ポジティブに恋愛していきましょう！

そんな彼なら捨てちゃえば？

【作品情報】
『そんな彼なら捨てちゃえば？』オフィシャルサイト
８/１（土）より　丸の内ピカデリー他にて　全国ロードショー
キャスト：ベン・アフレック / ジェニファー・アニストン / ドリュー・バリモア / ジェニファー・コネリー / ケビン・コノリー / ブラッドリー・クーパー / ジニファー・グッドウィンスカーレット・ヨハンソン / ジャスティン・ロング / クリス・クリストファーソン
監督：ケン・クワビス『旅するジーンズと16歳の夏』
2009年アメリカ映画 / 2009年日本公開 / 原題： He's Just Not That Into You
原作：『そんな彼なら捨てちゃえば？』（祥伝社刊）
ワーナー・ブラザース映画配給