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ケンカを減らす「イエス・バット法」

意見が対立するたびに大ゲンカしていませんか?お互い自分を正当化して、相手の話を聞こうとしていないのかもしれません。相手の意見を受け入れて自分の意見を言う「イエス・バット法」で、ケンカを回避しましょう!

相沢 あい

執筆者:相沢 あい

恋愛ガイド

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すぐ口論になるカップルの特徴

笑顔のカップル
大好きなのに、ひとたび意見が対立すれば大ゲンカに発展……。そんなカップルも多いのでは?
カップルといっても他人ですから、意見が対立することもあると思います。そのたびに大ゲンカになってしまうカップルは、意見がぶつかった時点で、「自分のほうが正しい!」と思うあまり、相手の話を聞こうとしていないのではないでしょうか。

お互い自分を正当化するだけでは、意見はいつまでも平行線。まずは互いの言い分を聞いて、二人が歩み寄れる地点を模索してみませんか?

どうやって話を聞いてもらう?

相手の意見に対して、「違う」「ダメ」などネガティブな言葉をぶつけると、言われたほうは反射的に不快感を覚えます。否定されることによってかたくなになり、相手の言葉に否定的な姿勢になってしまうのです。

敵だと思っている相手から「こうしろ」と言われるのと、味方だと思っている相手からの「こうしろ」。同じことを言われたとしたら、敵からの言葉は命令されてるように聞こえませんか? 逆に味方だと思っている人の意見はアドバイスだと思って、素直に受け入れますよね。頭ごなしに否定語をぶつけられたほうは、敵対姿勢になって意見を聞こうとしませんが、一度肯定されると耳を貸したいと思うのです。

ビジネス・テクニックに「イエス・バット法」という話法があります。英語で書くなら「Yes,but」。これを相手が対立意見を言ったあとに使うなら、「うん(Yes)、そうだね。自分もそう思う」と、相手の意見を一度受け止めたうえで、「でも(but)、自分はこう思うんだけど、どうかな?」と自分の意見を提案します。

相手の気が立っている状態でも、一度意見を受け入れて味方の姿勢を見せることで、口論になる率は下がるのです。

意見は譲り合って!

意見の対立からケンカになるなら、売り言葉に買い言葉になっていることが考えられます。「自分の意見を通したい」というより、「相手の意見を絶対に受け入れたくない!」と、意地になっているだけではないでしょうか。

カップルの意見が割れたとき、毎回のように願望の強さが50:50のパワーバランスでぶつかることは、ほぼありえません。シンプルに、「自分よりも相手のほうが望んでいるから譲ろう」と考えてみませんか? より思いが強いほうに譲り合っていたとしても、平均すればきっと50:50くらいになると思いますよ。


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