30代の結婚生活にまつわるお金のリアルを考える
まずこのアンケートからわかる結婚後のお金の心配に関して、35歳既婚者の平均世帯年収は668万円という数字が出ました。一方、33歳独身男性の平均年収が442万円です。単純にこの200万円以上の差をパートナーとともに「世帯年収」としてが補えれば、少しは安心できるのではと考えられます。最近は不況のため女性も出産等で一度、職場を離れると、自分では休職後に職場復帰と思い描いても、現実はよりシビアになってきています。実際に周りを見ると、結婚前にはバリバリ働いてた女性も、出産後は仕事以上に子育てを重視したりと個人の心境の変化も見受けられます。
まだ子供が小さいと保育園に預けて働きに出ても、子供が風邪をひけば迎えに行かねばならなかったり、朝の急な発熱で休ませなくてはいけなくなったり、よっぽど会社側にライフワークバランスという意識がないと、重要な仕事やポストから外されてしまうのが日本の現実だったりします。実際に保育園のコストもかかったり、トータルで考えてみれば意外とデメリットな要素も少なくありません。
パートナーと一緒に大好きなことを仕事にする選択!
さて今日の結論を言わせてもらえば、僕自身は、絶対にこれからの時代は独身の方がリスクが高いので、ぜひ「結婚すること」をオススメします!以前のように日本の経済や社会が安定していれば、独身という生き方も人によっては楽しめると思いますが、これからは経済的な価値観から、より精神面での安定が求められる時代になってくると予想されるからです。
そこで個人的に結婚後にオススメしたいのは、そんな時代だからこそ結婚したら、まず奥さんと一緒に自分の趣味など大好きなことで起業してみるということです。
「起業なんて無理!」と思う人も多くいると思いますが、実際は会社をカタチだけでも設立するなら数万円からで可能です。例えば、奥さんが社長になれば副業禁止の会社であっても支障ないですし、奥さんもいい意味で仕事に対するやりがいが出るはずです。
何よりもここでのポイントは、すぐにお金を稼ぐことをメインの目的とせずに、まずは二人が共通して好きな分野を探して、リスク(在庫を抱えたり、お店など先行投資)を抱えず、自宅でできることを楽しみながら進めていくことです。
会社を設立して仮に全く売り上げがなくても、税金だけ支払えば潰れることはないので、無謀なリスクがなければ何も恐れることはありません。場合によっては、税金面でも今よりも得するケースだってあるのです。
これからは自分がサラリーマンであれば、会社自体がどうなっていくかわかりません。残念ながら会社は自分の一生を守ってくれることはありません。それならば会社にすべてを託さずに夫婦や家族で好きな仕事で、楽しみながら少しづつ軌道にのせていければ、将来のリスクである収入一本化の回避にもなっていくことでしょう。
>独身のままのリスクは何が待ち受ける?!